就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワークが「新卒入社 VS 中途入社:それぞれの満足企業ランキング」を発表した。
同レポートでは、OpenWorkに投稿された企業評価を新卒入社と中途入社それぞれで集計し、評価点に差があった企業を調査。中途入社者・新卒入社者それぞれがもう片方と比較して高い評価が見られた企業が発表された。
中途入社社員の評価の方が高い企業を参照すると、新卒入社と中途入社の差が大きかった上位5社の内2社がファッション業界、2社が教育サービス業界という結果に。
「顧客との信頼関係を築いていくことにより実績も上がり、スキルも向上していける。非常に高い接客スキルを求められることにプレッシャーもあるが、やりがいも感じている。(中途入社:クライアントアドバイザー、女性、ルイ・ヴィトン ジャパン)」
一方で、新卒入社社員からの評価の方が高い企業の上位では、「若手時代から裁量権が大きく責任のある仕事ができる」「チャレンジできる」など、「成長」がキーワードとしてうかがえる結果に。近年は転職を前提に就職活動をする学生も珍しくない背景から、「『早い成長』を求める新卒入社社員のニーズにマッチしたことが評価につながったのかもしれません」と同社は考察した。
「働きがい:ブライダルという職業としては、直接新郎新婦様の感動を感じられること。会社としては、若いうちから裁量多くたくさんのことを経験できること。任せる文化が強く、社員も20~30代前半が多いため新卒で入社して早い人は2年目からリーダー的な役割を務められる環境で働けるし、後輩への指導もできる。(新卒入社:ドレス、女性、ノバレーゼ)」