ハンモックは、SFAを導入したことがある従業員数300名以上の企業経営者・役員305名を対象に「従業員数300名以上におけるSFA導入」の実態調査を実施した。
63.2%の企業がSFA導入後「一部の機能を利用・まったく利用せず」
「あなたの会社における、SFA(Sales Force Automation)の定着の度合いを教えてください」と尋ねると、「導入しすべての機能ではないが使っている」が最多で49.8%であった一方、「導入しデータを入力するのみ」は7.5%。すべての機能を利用できていない、の声は6割を超えた。
全機能を使わない理由「使いこなすのに時間がかかる」が過半数
「『導入し、すべての機能を使いこなしている』と回答した方以外におうかがいします。すべての機能が使われない理由を教えてください。(複数回答)」という設問では、「使いこなすのに時間がかかる」が52.3%、「入力したデータが活用できていない」が30.1%、「入力負担が増える」が28.0%という結果に。
「受注までの必要な活動が明確化された」が78.6%で最多
「『導入し、すべての機能を使いこなしている』と回答した方におうかがいします。あなたの企業でSFAツールが業務に定着したと思う理由を教えてください。(複数回答)」と尋ねると、「受注までの必要な活動が明確化されたから」が78.6%、「経営判断のスピードが上がったから」が51.2%、「導入目的が共有されているから」が41.7%という結果に。
約9割が、SFAは生産性を上げるために「重要」と回答
「あなたはSFAツールは営業/マーケティング部門の生産性を上げるために重要だと思いますか。」と質問したところ、「かなりそう思う」が49.1%、「ややそう思う」が40.7%という結果に。SFAツールは売上向上に「重要」が9割
「あなたはSFAツールは売上を上げるために重要だと思いますか。」と尋ねると、「かなりそう思う」が44.2%、「ややそう思う」が43.0%という回答が集まった。
調査概要
- 調査概要:「従業員数300名以上におけるSFA導入」の実態調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2021年9月30日~10月2日
- 有効回答:SFAを導入したことがある従業員数300名以上の経営者・役員305名