マーケティング効果測定プラットフォーム「アドエビス」を提供するイルグルムは、セールスフォース・ドットコムが提供するSalesforce上にマーケティングデータを取り込むアプリケーション「AD EBiSコネクタ」のアップデートを実施した。
同アップデートでは、1st party Cookieを用いた高精度なデータ計測に加え、要望の多かったPardotの「フォーム」と「フォームハンドラー」にも対応し、Salesforce利用企業にさらなる利便性を提供するとのこと。
同アプリケーションの特徴は、次のとおり。
アドエビスの計測データをシームレスにSalesforceへ連携可能
同アプリケーションは、ウェブ広告をはじめ、メルマガ、SNSなどの各種マーケティング施策のユーザー接触履歴と自然検索流入履歴といった行動データを、Salesforceのリード/取引先責任者へシームレスに組み込む機能。マーケティング部門が獲得したリードと営業部門のセールスデータを統合し、リード獲得からセールス活動に至るまでの成果を可視化する。
顧客インサイトの把握
アドエビスのデータをSalesforceのリード/取引先責任者へ付与することで、インサイドセールスの架電や、フィールドセールスの商談の組み立てなど、さまざまな営業活動において顧客インサイトを活用することが可能に。
施策毎の売上を可視化
Salesforce上にマーケティング施策と成約データを紐づけたレポートを作成することで、チャネルや訴求内容別の商談状況を確認することができる。マーケティング施策が売上に与える影響を可視化・分析することで、“成約につながる”マーケティング戦略の立案とプロモーション活動のパフォーマンス向上に役立てられる。
レポート工数を削減
同アプリケーションは、ExcelやBIを活用したレポーティングの利便性も向上。アドエビスに登録している媒体種別名、広告グループ名などの広告情報をSalesforceでも保持することで、同一名称のデータを用いた紐づけが可能となり、レポート作成における工数を軽減できる。
B2B企業向けMA製品「Salesforce Pardot」でも活用可能
同アプリケーションで取得した広告/メール/SNS/自然検索などの接触データを、Pardotでのスコアリングやメール配信といった顧客育成プログラムに活用できる。