HubSpot Japanは、営業支援ソフトウェア「Sales Hub」の各プランに複数の新機能を追加するとともに、Sales Hubのエントリープランである「Sales Hub Starter」の利用価格を引き下げることを発表。これにより、従来はSales Hubの上位プランである「Professional」や「Enterprise」でのみ提供していた機能を、エントリープランの「Sales Hub Starter」の契約で利用できるようになる。
新たに利用できる機能は、複数の取引パイプラインを同時に管理する機能、複数通貨での取引登録や管理、取引ステージを登録トリガーにした自動化、そして電話ツールとの連携(Calling API)など。
同時にSales Hub Starterでは、従来月額6,000円で1名分の有料ユーザーアカウントが利用可能だったところ、同じ価格で2名分の有料ユーザーアカウントを利用できるようになった。また3人め以降の有料ユーザーを追加する場合についても、1名あたり6,000円から半額の3,000円へ価格を見直し、これまでよりさらにお得な新価格で購入でき、小さな営業部門でも手軽にSFA(営業支援システム)の活用が可能になる。
さらに、比較的規模が大きい組織や複雑な営業プロセスを持つ組織向けに、Sales HubとService HubそれぞれのProfessional、Enterpriseプランにおいて、営業担当者が自身のEメール送信などを自動化できるシーケンス機能を強化した。具体的には、シーケンスへのコンタクト一括登録と登録件数上限の引き上げ、およびタスク機能との連携強化を行った。
今回の包括的な機能と価格の見直しは、これまで各営業担当者の生産性向上ツールとして活用されてきたSales Hubをチームとしても使いやすく、導入しやすいものにし、さらに多くの営業組織の成長に役立ててもらうことを目指して実施した。