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営業トークの改善策をAIが提示する「UpSighter」提供のコグニティ、新たに1.9億調達

2020/01/15 12:20

 コミュニケーションのAI解析技術を持つコグニティは、営業トークの解析・フィードバックを行い企業の業績向上やボトムアップの実現に貢献するサービス「UpSighter(アップ・サイター)」の事業拡大のため、XTech Venturesが運営するXTech1号投資事業有限責任組合、ディップを引受先とする第三者割当増資をシリーズBラウンドとして実施し、1.9億を調達。本ラウンドにより資金調達累計額は5億円となった。

 

 UpSighterは、営業トークやロープレの録音データをアップロードするだけでトーク内容を自動解析し、業績上位者とのトーク内容の比較を行い具体的な改善点をAIが提示するサービス。UpSighterを導入した企業は営業部門の業績向上や底上げが見込め、これまでパーソルテンプスタッフやフォーバルなど上場企業を中心に120社以上に導入されている。

 
解析結果の例

 今回の資金調達により、業界平均値等との比較を可能とするアルゴリズムを開発することで、大企業だけでなく中小企業や部署単位でも初期開発費用無しで使える、より裾野の広いサービス展開を目指す。主に地銀などを対象とした金融業界向けサービス「UpSighter for Finance(アップ・サイター フォー ファイナンス)」や、個人利用も可能なプレゼン・ピッチ解析SaaS「UpSighter for プレゼン!」をはじめとしたUpSighterシリーズの拡販、新たなUpSighterシリーズの開発を予定している。

 またコグニティはUpSighterのOEM提供も実施している。すでにコンサルティングやソリューション企業5社がOEM活用した商品化を実現。コストセンターとなっていた研修領域をプロフィットセンターに進化させたい企業の支援にも取り組んでいく。1on1 Meeting、採用面談、昇進試験など「人事領域」での利用も増えているという。

第三者割当引受先からのコメント

●XTech Ventures株式会社 共同創業者ジェネラルパートナー 西條晋一氏

 「膨大な顧客データをAIで分析して営業の効率化や生産性向上に必要なアウトプットが出ても、肝心のトークで属人的な要素に成果が大きく左右されるようでは元も子もありません。私はトークにおいてもAIは積極的に活用すべきで、コグニティのソリューションはこれまで可視化しづらかったトークの生産性向上に大きな可能性を秘めていると思います。河野社長の事業に懸ける情熱と行動力にも期待して投資させていただきました」

●ディップ株式会社 執行役員 進藤圭氏

 「営業人員は何を話すのが正解なのでしょうか?私にはわかりません。でも、そのような方は世界中にいますよね。コグニティのUpSighterはAIが所謂売れる営業人員と、そうでない営業人員のトークを比較して、違いを教えてくれます。 実際、ディップでも試してみて、これなら私でも売れるようになる気がしています。人に指摘されるよりも、AIの言うことなら聞けるし。UpSighterをつくるコグニティは河野代表と言語マニアなメンバー、クレバーなAIと人間臭い分析のプロダクトで、このチームなら、河野代表が掲げる『バイアスのない世界』をつくってくれると期待しています。 」

 
後列左から:XTech Ventures社 アソシエイト 藤原氏・代表 西條氏、ディップ社 執行役員 進藤氏、前列:コグニティ社 代表 河野氏)


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