組織横断的計画業務を支援するプラットフォームを提供するAnaplanは、AIを搭載した「予測販売計画」機能を発表した。
本発表に際し、Anaplanのグローバルのセールスソリューション責任者であるジェイソン・ロー(Jason Loh)氏は、次のようにコメントしている。
「複雑な販売環境では、収益リーダーは、商業目標の達成に注力するため、最適なセグメントの特定と優先順位付けに苦労することが多いです。Anaplanの予測販売計画機能は、AI(人工知能)とML(機械学習)の力を活用して、販売リーダーに成長と拡大を加速する実用的なインテリジェンスを授けます。Anaplanプラットフォームを使用することで、セールスリーダーは、収益の運用を合理化しながら、どの新しい市場に取り組み、どの機会に投資するか、より良く迅速に意思決定を行うことができます」
Anaplanの予測販売計画テクノロジーは以下の4つのソリューションで利用可能。
・予測アカウントのセグメンテーションとスコアリング
購入傾向の高いアカウントをターゲットにして優先順位をつける。
・予測地域計画
地理・産業・製品・ネームドアカウントなどから潜在的な販売地域を切り分け、履歴データ、有効市場(TAM)および予測インサイトに基づき公平な地域計画の設計および調整を行う。
・予測販売キャパシティープランニング
収益目標の達成を目標に、販売要因とバイヤー傾向のインサイトによってカバレッジモデルを最適化。
・予測割当計画
予測インサイト、購買シグナル、適合した情報を活用することにより、達成可能な目標、最終目標、および割当を計画できる。
また、米フォレスター社の販売業務戦略部門の調査ディレクターであるロバート・ムニョス(Robert Munoz)氏は以下のようにコメントした。
「2020年が近づくにつれ、営業幹部は、購買減速の可能性を見越して、収益向上をより効率的に推進するために、新たなレベルの緊急性に直面しています。予測的なAI(人工知能)主導のソリューションでセールスインテリジェンス機能を強化するセールスリーダーは、新しいレベルで担当者の生産性とセールスパフォーマンスを実現します」