クリエイティブサーベイは、Sansanのインサイドセールスを担うセールスディベロップメント部に「Ask One」が導入されたことを発表した。 Sansanではすでに、コーポレートブランディング室およびCPO室で同社のマルチチャネルフォームを利用しており、今回で3部門目の導入となる。

導入の背景
Sansanのインサイドセールスを担うセールスディベロップメント部では、入社歴に関係なく役割を担えるように、オペレーションの標準化に注力している。その一環として、架電前に多数のチェック項目を確認することを徹底しているが、Sansan、Bill One、Contract Oneなど複数のサービスを展開していることもあり、架電準備に時間と労力がかかることや、チェック漏れやミスをフォローするマネジメント工数が課題になっていた。
こうした課題を解決するため、セールスディベロップメント部はAsk One導入に至った。
導入の決め手と期待される効果
チェック漏れ等の業務ミスを防止
架電前のチェック項目をAsk Oneで作成したフォームに置き換え、Salesforceに連携させることで、ワンクリックで自動的に確認できるようになった。チェック漏れやミスによる業務停滞が減少し、オペレーションの標準化に貢献した。
架電効率が30%向上
架電前のチェック作業に費やす時間が削減され、本来のインサイドセールス活動に集中できる環境が整った。結果として、部門全体の架電効率が30%向上した。
商談化率向上
顧客情報をもとに適した事例やトークスクリプトを、Ask Oneで作成したフォームに自動表示する仕組みも追加実装した。これにより、架電業務の効率化のみならず、商談化率の向上も期待されている。
Sansan Sansan事業部 セールスディベロップメント部 部長 稲毛勇人氏のコメント
複数プロダクトの展開により業務オペレーションが複雑化する中、採用の拡大に伴ってチェック漏れなどのインシデントリスクが増加し、大きな課題となっていました。
Ask Oneを導入したことで業務フローの標準化が進み、対応漏れがなくなったことでリスクが大幅に低減し、多くのオペレーションが自動化・効率化されました。今後もAsk Oneを更に活用し、ノンコア業務の削減を行っていきたいと考えています。