スタートアップのエコシステムプラットフォームを提供するStartPassは、セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)とともに、スタートアップ企業向けの営業組織立ち上げ支援を強化することを発表した。
取り組み概要
StartPassはスタートアップのための経営リソースを支援するプラットフォームとして、VC・エンジェルなどの投資家、士業、事業会社などさまざまな支援パートナーと連携しながら、スタートアップの立ち上げ支援を行っている。
アーリーフェーズのスタートアップにとっては、限られたリソースの中でいかに効率的に事業を前進させるかが重要になる。しかし、ファウンダー自身が最前線に立って売上を伸ばすことに注力することが不可欠であるため、社内へのノウハウの蓄積が後手に回る現状もある。
営業組織の構築が不十分なまま組織拡大が進むと、マーケティング戦略やカスタマーサクセスなど、さまざまな側面で成長のボトルネックになるケースも少なくない。
今回の取り組みでは、Salesforceとともにスタートアップに対して「営業組織立ち上げ×CRM導入・活用支援」をテーマにしたコンテンツの提供、実践ナレッジの展開などを行っていく。
StartPass 事業開発部 部長 鈴木 純太(ジェイ)氏のコメント

営業の仕組みが整う前に急成長フェーズへと突入する——。
そんなスタートアップの"成長の歪み"を、これまで数多く目の当たりにしてきました。ファウンダーが立ち上げた事業を、どのように仕組みとして再現可能な形でスケールさせていくか。
その鍵を握るのが、Salesforceのようなプラットフォームの活用です。今回の取り組みは、単なるCRM導入支援にとどまらず、スタートアップが営業組織を"武器化"するための実践ナレッジを共創する取り組みです。
StartPass内でも、立ち上げ期の営業組織づくりに関するナレッジを拡充し、「型のある立ち上げ」から「再現性のあるスケール」へと繋がる支援を、Salesforce様と共に強化してまいります。
"売れる仕組み"と"成長を支える土台"の両面から、スタートアップの挑戦に、これからも伴走していきます。