ヌーラボは、提供する「Backlog」が、企業・団体向けのユニフォーム販売を手がけるユニフォームネクストの営業部門で導入され、営業戦略の可視化とタスク管理を徹底することで、昨対比150%の売上達成を実現したことを発表した。

導入の背景
これまでユニフォームネクストでは、各営業担当者が個々のノウハウに基づき独自に活動していたため、営業戦略や意思決定が部門全体で共有されず、中長期的な目標設定や進捗管理が不透明な状況だった。営業プロセスが統一されておらず、案件ごとの進捗や優先度が可視化されていなかったため、リソース配分やスピーディな意思決定が困難だった。
ユニフォームネクストは、これらの課題を解消し、組織的な営業活動を進めるため、「チームワークマネジメント」の視点でチーム全体が効率よく連携できる環境を整える必要があると考え、Backlogの導入に至った。タスクと進捗をリアルタイムで共有し、チーム全体で連携しながら目標達成に向けたプロジェクトを効率的に進められる体制を構築した。
活用した効果
1.営業戦略の可視化とチーム全体の行動最適化
Backlogにより営業戦略が可視化され、誰が何をいつまでに行うかが明確になった。タスクの一元管理により、進捗がリアルタイムで把握できるようになり、チーム全体が共通の目標に向かって効果的に行動できる環境が整った。
2.情報共有の強化とノウハウの蓄積
Backlogの活用により、営業活動のプロセスや施策がBacklog上に集約され、課題ごとに情報が蓄積されることで、ナレッジ共有が促進された。これにより、経験の浅いメンバーもスピーディに知識を習得し、チーム全体の営業力が底上げされた。
3.売上150%達成と生産性向上
Backlogを活用したタスク管理とプロジェクトマネジメントにより、営業活動の質が向上。結果として、5年間未達だった目標を超え、売上が昨年比で150%増加した。また、営業プロセスが標準化され、業務の属人化が解消されたことで、チーム全体の生産性が向上した。
ユニフォームネクスト 社長室 HRチーム 兼 営業部 高柳氏のコメント

Backlog導入時には『バックログスイーパー』として活用推進の旗振り役を担い、営業メンバーへのフォローとサポートを徹底しました。簡素な課題テンプレートの作成やアナログなサポート、管理職を巻き込んだ推進体制により、約3カ月でBacklogの定着を実現しました。
その結果、Backlog導入による営業部門の成功は社内全体に波及し、他部門からも「Backlogを導入したい」という声が上がるようになりました。現在では人事部門と兼務し、採用プロジェクトにもBacklogを活用しています。
今後は、全社全部門にBacklogを導入し、組織全体で目標達成に向けた戦略とタスクを可視化していきたいと考えています。