AI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を開発・提供するテックタッチは、2025年3月1日付けで、セールスフォース・ジャパンの前取締役副会長 古森茂幹氏が、新たに社外取締役に就任したことを発表した。

就任の背景
古森氏は、日本ヒューレット・パッカードやセールスフォースでエンタープライズ営業を統括し、エンタープライズ市場での成長と拡大に貢献し、代表取締役や会長を歴任するなど、その経営能力を高く評価されている。
これまでテックタッチは、DAPの提供を通して、大手企業や官公庁・自治体のDX推進や成長を支援してきた。今回、さらなる成長を目指し、営業・経営体制を強化するため、社外取締役として古森氏を招聘した。古森氏の参画により、テックタッチはエンタープライズ市場における営業戦略をさらに強化し、日本企業のIT活用におけるプラットフォームとしてのプレゼンスを獲得できるよう、経営力の強化を図る。
古森茂幹氏のプロフィール
1982年、日本ヒューレット・パッカード入社。企業向け営業部門を中心に要職を歴任した後、2009年に取締役常務執行役員に就任。2012年から専務執行役員としてエンタープライズグループ営業を統括。2014年、代表取締役 副社長執行役員に。2015年4月、セールスフォース・ドットコム 副社長に就任。エンタープライズ事業部門のリーダーとして、大手企業、公共部門および関東圏以外の地域における事業を統括。2024年より取締役 副会長、2025年2月に退任。
古森茂幹氏のコメント
顧客第一の精神は、私が長年培ってきたビジネスの根幹であり、企業の成長を牽引する原動力であると確信しております。テクノロジーが社会にもたらす変革を最前線で体感してきた経験と知見を活かし、顧客の事業成長に貢献できるDAPの可能性に強く惹かれました。
DX推進は、単なる技術導入に留まるものではありません。テクノロジーを最大限に活用し、顧客の事業を飛躍的に成長させることこそが、真のDX推進であり、究極のカスタマーサクセスであると考えます。
テックタッチは、お客様の成功を第一に考える文化が深く根付いている企業であり、その実現を可能にする技術を有しています。AI技術との融合をはじめ、新たな価値創造の可能性を秘めたテックタッチという舞台で、日本企業の顧客中心の変革を力強く牽引したい。共に未来を拓く同志として、テックタッチの成長に貢献していく所存です。
テックタッチ 代表取締役 CEO 井無田仲氏のコメント
テックタッチ株式会社の未来に向けた大きな一歩として、古森氏を社外取締役に迎えることができたことを、大変光栄に思います。初めてお会いした時から、DAPの価値、また当社のカスタマーサクセス第一の思想に、非常に共感をいただきました。古森氏は、日本を代表するIT企業で、エンタープライズ市場での成長と拡大に長年貢献してきました。古森氏の業界の先駆者としての豊富な経験と実績は、私たちが目指す営業戦略の強化、リーダーシップの向上、AI強化を含むイノベーションの加速において、計り知れない価値をもたらしてくれることを確信しています。