「顧客起点」でおこなう営業手法「インテントセールス」を実現する「Sales Marker(セールスマーカー)」を開発・提供するSales Markerは、ウェブ検索行動データに基づく業界ごとの興味関心(インテント)をタイムリーに捉え、適切なアプローチの自動化を可能にする「業界特化型インテントセールス」の提供を開始した。
これにより、業界インテントデータと拠点インテントデータ(※)により検知可能な企業数を約6倍に拡張するとともに、Sales MarkerへのAIエージェントの実装により商談獲得までの実行プロセスを最適化・自動化することで、さまざまな業界における営業のパフォーマンス向上に寄与する。
※地域インテントデータとオフィスインテントデータを含む
背景
Sales Markerはこれまで、ウェブ検索行動データからわかるインテントデータと生成AIを活用したインテントセールスSaaSとして、Sales Markerを開発・提供してきた。サービス提供開始から2年で累計500社を超える企業のインテントセールス実践を支援する中で、インテントデータを活用したターゲティングリストの精度向上だけでは営業成果につながらないケースに直面し、課題解決に取り組んできた。
Google、Amazon、Appleなどのグローバル企業出身のメンバーから構成されるSales MarkerのプロダクトDivisionのデータサイエンスチームによる分析を行い、インテントセールスで成果を上げるためのキーファクターを特定。その上で、インテントの分析のみならず、アプローチ手法を支援する新機能を搭載した。
これにより、約9割の企業の営業パフォーマンスが向上するといった結果を出した。
また、Sales Markerでは、AIが顧客インテントをリアルタイムで分析し、営業活動におけるターゲットの特定からアクションまでを自動化する独自のAIエージェントを開発。営業成果を最大化する上でもっとも肝となる「インテントアプローチ」を自動化することで、営業活動の効率化・標準化とパーソナライズ化された顧客体験を可能にする。
これまでSales Markerが培ってきたインテントセールスのベストプラクティスとAIエージェントの搭載を土台としながら、業界インテントデータおよび拠点インテントデータを拡張することで、各業界のニーズをより細かく把握し、アプローチの最適化と自動化を組み合わせることによって、顧客起点の営業活動の実現につなげていく。
そして、AIエージェント機能を同時に活用することによって、より顧客にパーソナライズされたアプローチを自動化でき、営業活動の効率化やパフォーマンス向上につなげる。