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2024年11月20日(水)15:00~17:10

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目標を「毎日」振り返っている管理職はわずか7.7%/給与アップ研究所調査

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 目標達成クラウド「ジョブオペ」を展開する、給与アップ研究所は、目標管理制度がある会社(50~300名未満)の中間管理職(課長・マネージャー相当)609名を対象に、管理職の目標設定・管理に関する実態調査を実施した。

調査概要

  • 調査概要:管理職の目標設定・管理に関する実態調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2023年7月28日~同年7月31日
  • 有効回答:目標管理制度がある会社(50~300名未満)の中間管理職(課長・マネージャー相当)609名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない

会社内での目標、約半数が「自分で決められている」と回答

「Q1.あなたは、会社内での目標を自分で決められていますか」(n=609)と質問したところ、「自分自身で大まかな目標を決められている」が34.3%、「自分自身で詳細な(数値などを基準とした)目標を決められている」が14.4%という結果となり、約半数が会社内での目標を「自分で決められている」と回答した。

部下の目標、3割以上が「部下の目標を役職や等級に応じて決めている」

「Q2.あなたは、部下の目標をどのように定めていますか。最も当てはまるものを教えてください」(n=609)と質問したところ、「部下の目標を役職や等級に応じて決めている」が30.7%ともっとも多く、次いで「目標を部下自身に決めてもらい最後にチェックのみ入れている」が24.8%と続いた。

部下の業務内容やかかった工数、「ある程度把握している」のは6割以上

「Q3.あなたは、ご自身の部下の業務内容やかかった工数をどの程度把握できていますか(マトリクス)」(n=609)と質問したところ、部下の業務内容は「詳細まで把握している」が26.3%、「ある程度把握している」が64.7%、部下のかかった工数は「詳細まで把握している」が18.9%、「ある程度把握している」が62.4%という結果となった。

約7割が「前期の目標を達成できた」と回答

「Q4.あなたは、前期の目標を達成できましたか」(n=609)と質問したところ、「大幅に達成した」が9.9%、「想定通り達成した」が56.3%という結果となり、約7割が「前期の目標を達成できた」と回答した。

未達成の要因、「目標とは関係のない業務が多かったから」や「目標が高すぎたから」が上位に

 Q4で「やや未達成だった」「大幅に未達成だった」と回答した人に、「Q5.目標を達成できなかった要因はなんだと思いますか(複数回答)」(n=206)と質問したところ、「目標とは関係のない業務が多かったから」が35.0%、「目標が高すぎたから」が34.0%、「目標達成に繋がる業務の時間を確保できなかったから」が24.3%という結果となった。

目標を意識していなかった理由、4割以上が「目標達成における優先順位が下がっているから」

 Q5で「期中に目標を意識できていなかったから」と答えた方に、「Q6.目標を意識していなかった理由について教えてください(複数回答)」(n=21)と質問したところ、「目標達成における優先順位が下がっているから」が42.9%、「目標達成までの指針が明確ではないから」が38.1%、「目標達成へのモチベーションが低いから」が33.3%という結果となった。

目標を振り返る頻度、「毎日」がわずか7.7%の実態

「Q7.期初に設定した目標に対して、期中に振り返る頻度として最も当てはまるものを教えてください」(n=609)と質問したところ、「週に1回程度」が20.9%、「月に1回程度」が32.8%という結果となった。「毎日」と回答したのはわずか7.7%だった。

7割以上が「目標達成に対するPDCAが回せれば生産性と業績は上がる」と回答

「Q8.あなたは、日次で、期初に立てた目標達成に対するPDCA(改善サイクル)が回せれば生産性と業績は上がると思いますか」(n=609)と質問したところ、「非常にそう思う」が19.7%、「ややそう思う」が54.4%という結果となり、7割以上が「目標達成に対するPDCAが回せれば生産性と業績は上がる」と回答した。

7割以上が「目標と実績の差分をリマインドしてくれるサービスがあれば欲しい」と回答

 Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q9.日次での目標達成のPDCAを回すにあたって、目標と実績の差分をリマインドしてくれるサービスがあれば欲しいですか」(n=451)と質問したところ、「非常に欲しい」が12.9%、「やや欲しい」が57.6%という結果となり、7割以上が「目標と実績の差分をリマインドしてくれるサービスがあれば欲しい」と回答した。

PDCA運用が難しい理由、「工数がかかる」や「人材不足」など

 Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q10.もし日次での目標達成のPDCA運用が難しいと思う理由があれば、教えてください(自由回答)」(n=451)と質問したところ、「工数がかかる」や「人材不足」など345の回答を得た。

<自由回答・一部抜粋>

  • 51歳:工数がかかる。
  • 48歳:テレワークが増えたから。
  • 50歳:時間がない。
  • 38歳:部下にPDCAサイクルが浸透していない。
  • 63歳:目標が数値化できない。
  • 37歳:人材不足。

人事評価制度と報酬の完全連動は7.9%にとどまる結果に

「Q11.あなたのお勤め先では、人事評価制度が報酬に連動していますか」(n=609)と質問したところ、「一切の調整を行わず、評価と基本給がきちんと連動している」が7.9%、「多少の調整を加味するが、基本的には連動している」が51.5%という結果となった。

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