SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

Next Leaders' Hint

後輩に拒絶された苦い経験から、メンバーの思考力を奪わないリーダー像を確立したサイボウズ林さん

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

「男社会」や「体育会系」の印象が強かった営業職。近年はそのようなステレオタイプが解消され、営業職のロールモデルは多様化しています。本連載では、ロールモデルのひとつとして「営業組織の女性リーダー」にフォーカス。営業担当者としてのキャリアの重ね方やリーダーとしてのマネジメント論、今後に向けたチャレンジなどを語っていただくことで、営業職で活躍したい読者にヒントを提示します。第2回はサイボウズの林さんに話をうかがいました。

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

タフな人材業界からサイボウズへ

──まずは林さんのこれまでのご経歴と、現在担当されている業務について教えてください。

2006年にエン・ジャパンへ入社し、人材採用にまつわる商材を担当していました。2010年ごろからリーダー職に就き、2回の産休・育休を挟みながら働き続けていましたが、2019年12月に退職。2020年にサイボウズへ中途入社しました。

サイボウズ株式会社 林さん
サイボウズ株式会社 林さん

サイボウズではソリューション営業部に所属し、2021年7月から私を含めて計3名が在籍するチームのリーダーを任されています。主な業務は、クラウドサービス「kintone」の導入を検討されているお客様に向けたご提案です。製品拡販を目的とした社内プロジェクトのリーダーも務めており、コンテンツ制作やパートナー企業とのセミナー開催、提案資料の作成などにも携わっています。

数字へのコミットが強く求められ、売上達成に向けて現場の担当者もリーダーも必死に取り組む前の職場と、目先の業績だけでなく中長期的に必要なコンテンツの拡充にも注力する今の職場。対照的な環境で営業職を経験できています。

挑戦の機会は「絶対に断らない」

──前職でも現職でもリーダー職を経験されている林さんが、キャリアアップのために意識して取り組まれていることがあれば教えてください。

日々の業務の中で大切にしてきたことは「目の前の仕事に120%の力で取り組み成果を出すこと」です。数字をつくることは、お客様からの信頼をいただくことだと考えています。それも営業担当としてだけではなく、人としてもいかに信頼していただけるかが肝要です。そのためには誠実さと、自社の製品知識をとことん身に着けておくことが大事だと思います。

目の前の仕事で成果を出していれば、周囲が「この人は新しいことに挑戦できるステータスにいる」と捉えてくれます。誰かから「やってみないか」と声をかけられたときは、絶対に断らないことも意識していることのひとつです。もちろん、自分から興味のあることや挑戦したいことを発信するときもあります。

──キャリアアップのモチベーションはどんなところにありますか。

「リーダー職に就く」というキャリアパスを描いていたわけでありません。強いて言えば30歳までに結婚したかったので、さまざまなことに挑戦してキャリアを最大限前倒しすることは意識していました。ライフイベントを迎えたときに、自分で仕事を選択できる状態にしておくためです。

自社の製品や一緒に働く人、お客様のことを好きになれば、自ずと仕事を頑張りたくなると思うんです。「お客様に喜んでもらいたい」「自社の製品をもっとたくさんの人に使ってもらいたい」と思って取り組めば、成果を達成したときに相手と喜び合えるからです。私は自社の製品や共に働く同僚を心から信頼していますし、お客様に対しても常に「ありがたいな」という気持ちを抱いています。それは前職でも現職でも同じですね。

次のページ
デスクに衝立、後輩から拒絶された苦い経験

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
Next Leaders' Hint連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

松岡亜希(マツオカアキ)

フリーランスのライター&エディター。出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、Webサイト、企業広報などさまざまな分野で活動中。 ●http://pubapart.com/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/article/detail/3855 2022/08/31 07:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年11月20日(水)15:00~17:10

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング