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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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アドレスホッパー営業に学ぶ 新時代の働き方

「365日ホテル生活」の営業パーソンが伝授! 生産性を最大化する4つのワークプレイスの選び方


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 所定の住所を持たずに拠点を転々とするライフスタイルを実践する「アドレスホッパー」の久保智さんが、働き方にとらわれないセールスやカスタマーサクセスのノウハウをお届けする新連載をスタートします。第1回となる本稿では、3年以上前から365日ホテル生活を継続する営業パーソンである久保さんが「リモートワーク環境の整え方」を伝授します。

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365日ホテル生活で得たノウハウ

 はじめまして。ニットのカスタマーサクセスでリーダーを担当している久保智です。新卒で証券会社に就職して新規開拓から資産運用までを行っていましたが、かねてからの目標であった「自立して働く・生きる」を体現するべく、3年働いたあとに退職し、独立系証券マンとしてフリーランスで活動していました。経営リソースである人・物・金のうちの「金」に関する知識を身に着けたのち、今度は「人」に関する知識を習得したいという思いから人材紹介会社に転職しました。

 その後は縁があり現在在籍しているニットにジョインし、営業・カスタマーサクセスを担当しつつ、さまざまな“知らない街”に移り住む――「365日ホテル生活」を3年間続けています(参照:「30歳で住所を手放した――『理想の働き方』を諦めないアドレスホッパー営業の生き方」)。本連載では私自身の経験に基づいて、働き方や生き方が多様化している昨今における勤務形態にとらわれないセールスやカスタマーサクセスの可能性やノウハウをお届けできればと思います。

 

「働く場所」ごとのメリット・デメリット

 リモートワークのパフォーマンスを高める要素としては、次の3点を語られることが多いです。

1. スキルや経験

2. 環境

3. モチベーション

 本稿では「環境」「モチベーション」に焦点を当てて、私が生産性を高めるうえで実践しているノウハウをご紹介します。

 リモート下での最適な労働環境を考えるにあたっては、まず最初に自身の業務上欠けてはならないものが何なのかを考える必要があります。たとえば、頻繁にオンライン会議に参加する方であればプライバシーと遮音性に長けたワークスペースが必要不可欠ですし、業務上利用が欠かせないデバイスやアプリ、ソフトウェアが多数ある方はそれらを安心して使える通信環境などを確保する必要があります。

 次に働く場所についてです。コロナ禍以前からリモートワークを実践してきた中で感じた4つのワークスペースのメリット・デメリットをまとめました。それぞれのメリット・デメリットを認識したうえで、ご自身の性質や業務内容・状況に応じて作業場所を組み合わせるなど「場所を使い分ける」点がポイントです。

(1) 自宅

メリット

  • 起きてすぐに仕事に取り掛かることができる

  • 業務の合間に家事をすることができる

  • 場所のコストがかからない

  • 仕事用品を持ち運ぶ必要がない


デメリット

  • ひとりになれる場所がなければ、落ち着いた作業環境の確保が難しい

  • 誘惑が多く、意志の強さが必要

  • 長時間労働になりがち

 理想とするワークスペースが用意でき、かつ、タイムマネジメントに自信がある方は「ワークフロムホーム」が最善の選択であると感じます。他方で、リモートワークをスタートして間もない方から「自宅はさまざまなことに気を取られてしまうため、仕事に集中しづらい」という声を耳にすることも少なくないため、万人にとっての最適な環境ではないのかもしれません。

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カフェはメインのワークプレイスには不向き

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この記事の著者

久保智(クボサトル)

 新卒で証券会社に入社したのち、個人事業主としてIFAや通訳案内士として活動。その後転職エージェントとしての勤務を経て株式会社ニットに入社し、現在はカスタマーサクセスリーダーを務める。 国内外問わず、365日ホテル生活を行う「アドレスホッパー営業」として、自分に合った拠点を模索中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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