Aimytechはは、送付した資料から見込み客の興味関心を分析して顧客に寄り添ったアプローチをあと押しする「GriX」の新機能追加と、6,000万円(累計1.1億円)の資金調達を発表した。
「GriX」について
GRiXとは、営業資料を起点に顧客の興味関心や検討状況を可視化して、質の高い追客・ナーチャリングを支援するツール。マーケティングから営業担当者まで、資料を送付するすべてのシーンで利用できる。「資料送付後の顧客行動の実態が把握できていない」という営業担当者の悩みを解決し、顧客の状況に合わせたアプローチが可能になる。従来のツールでは難しかった、資料上の詳細行動(どのページを誰と誰がどれくらい見ているか)を可視化することで、一方的かつ非効率な顧客アプローチを防ぎ、フォローが必要な顧客に適切なタイミングかつ内容でアプローチができるようになる。
新機能について
今回GriXは、次のふたつの機能を新たに追加した。
- AIによるアクションヒント
資料上の詳細な行動データから、AIが次にとるべき営業アクションを提示する。これにより、営業担当者のデータ分析時間を短縮する。
- Salesforceとの双方向連携
資料のオンラインURL化から行動データの閲覧まで、Salesforce上で一気通貫で行えるため、日常の業務プロセスに組み込むことが可能になる。
資金調達について
AimyTechは、サイバーエージェント・キャピタル、ANOBAKA、Partners Fundを引受先とする第三者割当増資により、今回6000万円、累計1.1億円の資金調達を実施した。資金調達の背景は次のとおり。
1. GRiXの新機能開発
AIを活用した商談分析機能開発を進め、さらなる営業活動の生産性向上を可能にする。
2. サービス提供領域の拡大
オンラインコンテンツを軸にしたセールスを推進するため、さらなるサービス提供領域の拡大を目指す。