クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモは、DX推進を導く人材を育成する「データアンバサダー養成講座」を含む包括的な人材育成プログラムの提供を開始した。 これまでドーモは、顧客企業のデータ活用人材の育成に取り組んできたが、顧客企業のDX推進における課題やニーズを踏まえ、データ活用人材育成に必要なノウハウやスキルを整理・体系化した。
提供の背景
CDO Club Japanの「2023年国内におけるDX人材不足の実態調査」によると、87%の企業で変革を推進するデジタル人材の不足がDXのボトルネックになっていると回答している。また、自社の事情にそって円滑に変革するためには、社内でDXのリーダーを登用・育成していくべきだと73%が回答し、DXのリーダーとなるべき人材を育成するには明確なキャリアパスの整備が重要だと75%が回答している。
このようなDXの推進におけるデジタル人材育成のニーズの高まりや顧客企業からの声を受け、ドーモは2023年に「データアンバサダー養成講座」を試行した。そして、2024年にデータ活用人材育成に必要なノウハウやスキルを整理・体系化し、「データアンバサダー養成講座」を含む包括的な人材育成プログラムの提供開始に至った。
「データアンバサダー養成講座」の概要
ドーモは、企業の全社データ活用を展開していくための推進力となる人材を育成するために顧客企業に向けて「データアンバサダー養成講座」を実施。この講座では、データアンバサダーの役割について理解を深めるとともに、実例を踏まえた戦略・戦術の基本を学ぶ。また、中期経営計画との連携、ロードマップのサンプル共有、案件管理、保守運用、研修設計、統制強化、監視、啓蒙活動などを含めた活動推進方法を1日のクラスルーム型研修で実施する。
包括的な人材育成プログラムの提供
ドーモは、データアンバサダー養成講座を含め、包括的なデジタル人材育成プログラムを提供する。プログラムでは、データ人材を育成するまでのステップや目標のレベルにたどり着けるまでの所要期間、そして、各ロールの定義からその構成比率を検討する。さらに、顧客企業はDomoを活用して従業員の受講状況や学習効果の分析をすることができる。