ドキュサイン・ジャパン(以下、ドキュサイン)は、経営戦略、M&A、ITアドバイサリーなど多岐にわたる専門サービスを提供するコンサルティングファーム、デロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)とアライアンスを締結したことを発表した。
締結の背景
ドキュサインは、2023年8月より契約書の準備から締結、活用に至るまでのプロセスを一元管理できる、契約ライフサイクル管理システム「Docusign CLM」を日本市場に展開している。日本では、契約プロセスのデジタル化、および合理化が遅れていることから、ビジネスプロセス・リエンジニアリング(BPR)の必要性を認識し、DTCと提携することで、日本企業のデジタル化への取り組みをさらに加速する。
DTCとのアライアンスを通じて、ドキュサインはビジネス戦略の策定からシステム要件の定義、Docusign CLMによる契約ライフサイクル全体の効率化まで、包括的なサポートを提供する。
デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員の根岸弘光氏のコメント
弊社ではビジネス変革から全社オペレーション変革、そしてテクノロジー導入までを幅広い範囲でコンサルティングしてきました。近年、業務最適化の範囲が、販売や調達、経理等の業務から、IT部門業務そして、法務を巻き込んだ契約管理業務まで広がってきたと考えています。ドキュサインのソリューションは、契約管理の領域を改革し、日本企業のアジリティを上げることができると考えています。
ドキュサイン・ジャパン 取締役社長の竹内賢佑氏のコメント
日本では企業のデジタル化への取り組みが遅れていると言われていますが、私たちは企業の成長を促し、より効率的な事業運営を支援する機会があると考えています。今回のDTCとの提携により、ビジネス戦略の策定から契約プロセスの合理化まで、ビジネスプロセス全体を改善することが可能となり、CLMの重要性を認識する企業をより多く支援できると確信しています。