「Sales Marker(セールスマーカー)」を開発・提供するSales Markerは、デジタル・マーケティング人材と企業をマッチングする「KAIKOKU(カイコク)」を運営するBLAMと業務提携したことを発表した。本提携により、インテントデータを活用したセールス・マーケティング戦略の策定から実行までを包括的に支援する。
両社のサービス概要
Sales Markerが開発・提供する「Sales Marker」は、約500万件の企業データベースとインテント(興味関心)データとを組み合わせることにより、ニーズが顕在化している企業を見つけ、マルチチャネルで多角的なアプローチを行う「インテントセールス」を可能にするサービス。
また、BLAM社の提供する「KAIKOKU」は、プロフェッショナルなデジタル・マーケティング人材と企業をマッチングする複業マッチングサービス。現在は、プロフェッショナル人材とともに企業の抱える課題に対するプロジェクトチーム支援を提供しており、売上拡大や業務効率の向上などの企業課題の解決に伴走するサービスを提供している。
業務提携の背景
従来のBtoBセールスやマーケティングでは、企業のインテント(興味関心)を捉えることができず、誰に、いつ、どのようなアプローチを行えば良いのかわからないまま、手当たり次第の営業や、画一的なメルマガ配信やウェビナー配信を繰り返すケースが多く見受けられた。このようなアプローチ方法は顧客のニーズに寄り添っていないため、アポイントや受注につながりにくく、ツールを入れたものの成果が上がらないといった課題が浮き彫りになっていた。
また、近年の感染症によって働き方が多様化し、これまでオフラインで行われていたコミュニケーションの多くがオンラインへと移行している。その結果、デジタル・マーケティング市場は急拡大しているものの、顧客ニーズに基づいたコンテンツ作成や配信を遂行する人材が不足している現状がある。
これらの課題を解決するため、インテント(興味関心)の高まった企業に絞った戦略的なセールス・マーケティングを可能にする「Sales Marker」と、その戦略をよりプロフェッショナルに遂行できる専用マーケターを多数抱える「KAIKOKU」との業務提携に至った。
「Sales Marker」の今後の展望
Sales Markerは、セールスとマーケティングのコアとなるような価値を提供するため、今後もさまざまな企業との業務提携を進めていく予定。