Sansanが提供する「Eight」は、スマートフォン同士をかざすだけで名刺交換が完了する新機能「タッチ名刺交換」を提供開始したことを発表した。また、新機能のリリースにともないブランドロゴとアプリを一新し、キャリアプロフィール「Eight」から名刺アプリ「Eight」へとリニューアルした。Eightは今回のリニューアルで、スマートフォンひとつで名刺交換から名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職等の状況の把握までできるようになる。
新機能「タッチ名刺交換」について
- タッチ名刺交換の概要
タッチ名刺交換はEightユーザー同士がスマートフォンを近づけるだけで、瞬時にデジタル名刺の交換ができる新機能。Eight非ユーザーとのデジタル名刺交換は「QRコード」、「URLリンク」の機能で対応。
- イベントでのタッチ名刺交換の活用
タッチ名刺交換は、ビジネスパーソンがオフラインで集まる場面での活用を想定している。取引先との商談をはじめ、オフラインイベントやカンファレンス、懇親会や交流会での活用を推進していく。
とくに紙の名刺切れが発生しやすいオフラインのカンファレンスと親和性が高いと同社は考えており、11月にEightが主催する「Climbers Startup JAPAN 2023」をはじめ、今後Eightが主催するカンファレンスでタッチ名刺交換の活用を推進する。またナノベーションなど複数社のイベント会社との連携が決まっており、オフラインイベントを通じてタッチ名刺交換の普及を図る。
- デジタル名刺市場における独自性
オフライン回帰の流れにともない、さまざまな企業がデジタル名刺のサービスをリリースしている。デジタル名刺市場においてタッチ名刺交換の特徴は、アプリで完結するため物理的なカードが不要な点である。また、Eightには名刺管理機能とSNS機能が備わっているため、スマートフォンひとつで名刺交換後の名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職等の最新状況の把握ができる点が特徴となっている。