AI文字起こし/議事録サービス「Rimo Voice」を提供するRimoは、2023年5月10日にChatGPTを社内チャット上で使用できる法人向けサービス「GPTコネクト」の提供を開始した。
GPTコネクトは、Microsoft TeamsやSlackなど企業内で使用しているチャット内にChatGPTを導入し、従業員同士で会話するのと同じようにChatGPTとメッセージのやりとりが可能になるツール。ChatGPTにはない、URLの読み込み機能も搭載している。また、本サービスはOpenAI社のAPIを使用しており、会話の内容がAIの学習に使われることがない。
※対象の社内チャットツール:Slack、Microsoft Teams、ほか順次追加予定
「GPTコネクト」3つのポイント
1. ChatGPTの使い方を社内で共有
社内チャットにGPTコネクトを招待することで本サービスを利用することが可能。ChatGPTとのやりとりを社内のオープンなコミュニケーションの場で行うことで、従業員のChatGPTに関する知見が増え、スムーズで高度なAI活用が期待できる。
2. セキュリティの高い環境下でのAI活用
GPTコネクトはOpenAI社のAPIを使用して社内チャットとChatGPTを接続しているため、会話データをOpenAI社のモデル訓練に利用されることがなく、個人情報や機密情報の流出リスクを避けることができる。
3. より使いやすいその他機能の展開
ChatGPTにはない、URL読み込みなどの機能を搭載しており、チャット上に添付したURLを読み込み、中身の要約等の指示を行うことが可能。その他、音声認識などの機能も順次追加予定。