プライムは、「もの売り」中心であった企業が「ソリューション提供型」の企業へ転換できるよう支援するために、「部品製造業」に特化したBtoBマーケティングサービス「MONOvert(モノベルト)」の提供を2019年4月に開始した。
「MONOvert」は、部品メーカーに特化し、会社全体・既存商品のマーケティング、新サービスの創出、ソリューションビジネスへの転換を行うサービス。報酬体系は、原則的に「協業型」。クライアントとなる部品メーカーは、プライムと協業して目指す「企業としてのゴール」を共有し、達成したときの売上・利益の一部を事前に決めておいた一定のパーセンテージぶん、支払うことになる。
日本の製造業は「完成品メーカー」「部品メーカー」「素材メーカー」の3つに分けることができるという。「完成品メーカー」は比較的企業規模が大きく、マーケティングもすでに行っていることが多い。「素材メーカー」はマーケティングが効果的に機能しにくいという。一方、「部品メーカー」は、マーケティングによる効果が出やすいが、マーケティング組織がある企業も少なく、正しく機能している組織も少ないという現状から本サービスを立ち上げたという。