Gainsightは、リンクタイズが運営するビジネスマガジン「Forbes JAPAN」と共同で「Customer Success Award」を発表した。同賞は、Gainsight が支援する“カスタマーサクセス”で持続的成長が可能なビジネスを実現している企業に贈られる。第1回の受賞者として、ユーザベース SPEEDA事業 執行役員CCO 西川 翔陽氏が選出された。
SaaSやサブスクリプションビジネスの台頭とともにカスタマーサクセスが急速に広がる一方、取り組み方に根本的な問題があり、成果が上がらない企業も多い。そのような背景から、カスタマーサクセスを企業の持続的成長のエンジンへ推進するメンバーに光を当て、カスタマーサクセスの拡大やノウハウ共有を推進することを目的として、Customer Success Awardが発表された。
ユーザベース SPEEDA事業 執行役員CCO 西川 翔陽氏のコメント
この度はCustomer Success Awardを授与いただき誠にありがとうございます。
SPEEDAが創業期からもっとも大切にしていた「ユーザーの理想から始める」ということを体系化・組織化できたのは、「カスタマーサクセス」という考え方を知ったことが起点です。Gainsightと出逢い活用をすることで、さらに組織的に学習が進み、進化してまいりました。
このような評価を頂けたことは弊社のチームの成果と、日々SPEEDAを愛していただいているお客様のお陰で、大変光栄です。カスタマーサクセスに企業が向き合い続けることはかんたんではないと日々痛感しております。
業務とパーパスとのアライン、ユーザーとの信頼構築、ユーザーが抱える課題の深い理解、日々の細かな業務の積み重ね、そして、部署を超えたチームワーク。こうした努力の積み重ねで、カスタマーの成功が1つひとつ積み重ねられます。「カスタマーサクセス」に向き合われる皆様の努力を大いにリスペクトするとともに、より多くのプロダクトにこの考え方が広がっていくことを願ってやみません。
引き続き、お客様の成功から学び、より良い成功を広げられるプロダクトと組織にできるよう進化を続けてまいります。
受賞理由
- コロナ禍においてユーザー層が変化し、それにより、自社サービスの価値を顧客が実感するプロセスが変わる中、自社のバリューである「ユーザーの理想から始める」に基づき、顧客の成功を主軸とした全社的なカスタマーサクセス活動を展開
- 新たなサービス価値を顧客へ提供することに成功するだけでなく、顧客と社内のハブとして、カスタマーサクセス組織を機能させ、顧客とともに自社成長を牽引
Gainsight 代表取締役社長 絹村 悠氏のコメント
この度は、第1回Customer Success Awardのご受賞おめでとうございます。ユーザベース様の7つのバリューにある「ユーザーの理想から始める」 に基づき、組織全体で常にお客様が求めることの実現から考えるカルチャーを体現しようという姿勢に大変感銘を受けました。とくに、コロナ禍の影響でお客様がサービスに求めるものが変化し、また、サービスを提供開始した当初と異なる属性のお客様が生まれる中で、カスタマーサクセスチームが顧客と社内のメンバーをつないでいくハブのような役割を担い、変化するお客様と向き合ってお客様の成功を実現するお話が印象的でした。まさにGainsightが目指す顧客を中心とした持続的成長のモデルだと確信しました。このアワードをきっかけに、より多くの日本企業において、カスタマーサクセスを企業文化とし、顧客と一緒に成長するモデルが生まれることを期待しております。改めて私どもも、日本企業の皆様の新たなチャレンジに貢献してまいります。