RevCommは、新卒入社時にテレアポ業務を行っていた20代~30代の会社員316名を対象にテレアポ実態調査を実施した。
92.7%の会社員が、新卒時代のテレアポ業務を振り返り「大変だった」と回答
テレアポ業務を振り返り、「大変だった」と感じるかを尋ねると、「非常にそう思う」が69%、「ややそう思う」が23.7%であった。
大変だった理由「なかなか成果につながらなかった」が最多で約6割
前問で「非常にそう思う」「ややそう思う」を選択した回答者を対象に、テレアポ業務が「大変だった」理由を尋ねると、「なかなか成果につながらなかったから」が59%、「モチベーションの維持が難しかったから」が49.5%、「ノルマのプレッシャーがあったから」が42.3%という結果に。
テレアポ業務、53.1%が「意欲的に取り組んでいた」
テレアポ業務をどれだけ意欲的に取り組んでいたかを尋ねると、「かなり意欲的だった」が17%、「やや意欲的だった」が36.1%と約半数が意欲的であった旨を回答した。
モチベーション維持「断られて当たり前だと割り切る」が最多
テレアポ時のモチベーションを尋ねる設問では、「断られて当たり前だと割り切る」が46.2%ともっとも多く、次いで「小さな目標を立てる」が32%、「飲み会や趣味など、仕事の時間外にストレス発散を行う」が29.7%と続いた。
64.5%が「テレアポの経験が現在の仕事に活きている」と実感
テレアポで得た経験が現職でも活きているかを尋ねる設問では、「非常にそう思う」が20.5%、「ややそう思う」が44%と「活きている」と感じる回答者は6割超えという結果に。
テレアポで身に着けたもの 2人に1人が「精神的なタフさ」と回答
前問で「活きている」旨を選択した回答者を対象にそれらの具体的な内容を尋ねると、「精神的なタフさ」が53.4%ともっとも多く、次いで「ビジネスマナー」が52%、「会話の中の切り返し力」が48.5%と続いた。
新卒がテレアポで成果を出すために「とにかく数をこなす」の声
自身のテレアポ時代を振り返り、新卒がテレアポで成果を出すために「やっておくべきこと」を尋ねた。
自由回答・一部抜粋
- 36歳:とにかく数をこなす。
- 28歳:さまざまなパターンのトークスクリプトを用意する。
- 28歳:正しい言葉遣いと柔らかい表現を身につける。
- 35歳:色々な人と接する。
- 28歳:他人のアポの取り方を盗み聞きする。
- 31歳:業界、市場調査。
- 32歳:なぜ失敗したかを洗い出していく。
- 25歳:わからないことは聞く。
調査概要
- 調査期間:2022年4月6日~7日
- 有効回答:新卒時代にテレアポを行っていた20代~30代の会社員316名