ストラテジットは、同社が企画・設計・開発した「Microsoft Teams to Dropbox」をリリースした。同アプリでは、ビジネス向けメッセージプラットフォーム「Microsoft Teams」とクラウドストレージ「Dropbox」を同社のMaster Hubを用いてAPI連携を行う。
Microsoft Teamsを社内ツールとして利用し、なおかつ社内・社外関係者とDropboxを用いてファイル共有を行う際には「追加や更新作業のたびに手作業でドキュメント格納の必要がある」「それぞれのクラウドストレージ内でフォルダ分けがされているため、都度格納先を探す作業が発生」「格納作業担当者が異なる場合、格納フォルダの認識相違から適切な情報管理が困難」「オペレーションのミスで登録漏れ・ミス等が発生」などの問題が生じうる。
こうした課題に対して「Microsoft Teams to Dropbox」ではMicrosoft Teamsのチャンネル内フォルダに格納されたファイルを連携しDropboxに格納することができるようになるほか、Dropboxへの手作業アップロードが不要になり、適切な情報管理が可能になる。
機能概要
フォルダ毎ファイル連携
- OneDriveもしくはSharePointのフォルダとDropboxのフォルダを連携することが可能に
- 連携可能なファイルサイズは1ファイル150MBが上限
- 連携可能なファイルの種類に制限なし(共同編集可能なWord、PowerPoint、Excelも連携可能)
- 連携後にいずれかのフォルダ内でファイルが削除されても、連動してファイルが削除されることはない
同名ファイルの上書き切り替え設定
- 連携先フォルダに同名のファイルが存在する場合には上書きしない仕様
- 同名のファイルを上書きすることも可能