Sansanは、野村総合研究所および国内グループ会社17社(以下、NRIグループ)が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導入し、併せてオンライン名刺機能の利用も開始したことを発表した。
NRIグループは、2014年にワークスタイルのスマート化ツールとして一部の現場部門で 「Sansan」の利用を開始。その後利便性が認められ、グループ内の業務改善を担う委員会活動において紹介されたことをきっかけに外部とのコンタクト情報の管理ツールとしてグループ展開が進められた。
選定理由
組織全体での顧客管理を実現
これまで手作業で行ってきた顧客企業の人物情報の名寄せ業務を「Sansan」で代替することにより、挨拶状やイベント情報などを、最新の顧客情報に基づいた効率的な案内を実現。
また、各種コンタクト情報との連携を進めることでより精度の高い人脈情報をグループ内で共有することができるように。今後は同社の顧客企業のネットワークをより高い次元に維持できるDXを実現する基盤として、NRIグループの顧客管理プラットフォームとの連携を強化する。
オンライン名刺を活用した人脈データの企業資産としての蓄積・活用
NRIグループではリモートワークが前提になる中、ビジネスコミュニケーションはビデオ会議やメールでのコミュニケーションが中心になりつつある。オフラインおよびオンラインの人脈データを企業資産として蓄積・活用可能な「Sansan」について、「コミュニケーションツールとしてだけでなく、ブロックチェーンのように正当性と一貫性を担保するデジタル資産管理ツールとしての可能性を秘めている」と評価した。
名刺管理のペーパーレス化・デジタル化両面での効率性の向上
AI技術とオペレーターの手入力によりアナログな名刺情報を99.9%の精度で、手間なく素早くデータ化し、組織での共有管理を可能にする「Sansan」。紙の名刺の整理や更新など管理業務に費やしていた時間を会社全体で大幅に削減し、業務効率化に貢献する。また、登録した人物以外の企業やその組織情報・財務情報なども重ねて閲覧することができるため、顧客企業やコンタクト先の状況を一目で把握することが可能になる。