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企業の約25%がSDGsに積極的、力を入れて取り組む目標トップ「働きがいも経済成長も」/TDB調査

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 帝国データバンクは、採択から5年が経過しようとするSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に関する企業の見解について調査を実施。同調査は、TDB景気動向調査2020年6月調査とともに行った。

SDGsに積極的な企業は24.4% 一方で半数近くは認知しつつも取り組んでいない

 自社におけるSDGsへの理解や取り組みについてたずねたところ、「意味および重要性を理解し、取り組んでいる」企業は8.0%。また、「意味もしくは重要性を理解し、取り組みたいと思っている」は16.4%で、合計するとSDGsに積極的な企業は24.4%で4社に1社という結果となった。

 一方、「言葉は知っていて意味もしくは重要性を理解できるが、取り組んでいない」(32.9%)が3割超となり、「言葉は知っているが意味もしくは重要性を理解できない」(14.8%)といった、SDGsの存在は認知しているものの取り組んでいない企業が半数近くにのぼった。

 SDGsに積極的な企業を規模別でみると「大企業」は34.9%で全体(24.4%)を10.5ポイント上回っている。しかし、「中小企業」は22.1%、「小規模企業」は19.0%となっており、大企業と比べて大きく下回る結果に。業界別では、「金融」が41.5%で4割を上回ってトップとなったものの、そのほかの8業界は2割台となった。

SDGsの17目標のうち、「働きがいも経済成長も」がもっとも関心が高い

 SDGsで掲げられている17目標のうち、現在力を入れて取り組んでいる項目をたずねたところ、目標の8つ目に掲げられている「働きがいも経済成長も」が27.1%でもっとも高かった(複数回答、以下同)。働き方改革など、すでに注目されているテーマを含んでいることが一因とみられる。次いで、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」(15.9%)、「つくる責任つかう責任」(14.8%)、「気候変動に具体的な対策を」(14.7%)などが続いた。

 企業活動に結びつきやすい項目では取り組む企業も多いが、一方で「貧困をなくそう」(5.5%)や「飢餓をゼロに」(3.1%)は低位にとどまった。

 また、今後もっとも取り組みたい項目についてたずねたところ、「働きがいも経済成長も」が14.8%でトップとなった(単一回答、以下同)。次いで、「パートナーシップで目標を達成しよう」(6.0%)、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」(5.6%)が続く。

 ただし、現在と今後のいずれにおいても「わからない」とする割合が高かった。

SDGs達成への貢献による企業価値の向上 「企業好感度」と「社会的評価」が上位に

 SDGsの達成に貢献することによって、どのような企業価値の向上に役立つと思うかたずねたところ、「企業好感度」に関して企業の53.3%が「そう思う」(「非常にそう思う」と「ある程度そう思う」の合計)と考えていた。さらに、「社会的評価」が50.4%で5割を上回るなど、SDGsに取り組むことで社外からの見られ方に好影響があるとする意見が強い結果となった。

 一方で、「世界ブランド」や「地域ブランド」では「どちらともいえない」「あまり思わない」とする割合が高い。また「株価など」に関しては、SDGsの達成で向上すると考えている企業は12.7%だった一方、企業の4割が「わからない」としている。

付加価値を生むために取り組むテーマはヒトに関連する内容と環境への配慮が目立つ

 SDGsの達成に向けて地域や国際社会に付加価値を生むテーマについて、インパクトの大きいと考えるものをたずねたところ、異能な地域人財の活用など「顧客・人財確保」が33.8%でトップとなった(複数回答3つまで、以下同)。次いで地域ワーク・シェアリング(複業化)などを含む「適正な労働時間・環境・内容」(30.0%)が3割台で続き、ヒトに関連する項目が上位にあげられている。

 また、ゼロ・エミッションなどの「気候変動・環境汚染を起こさない原材料・生産工程」(24.6%)、ゼロ・ウェイストなどの「ゴミを出さない・すべて資源で活用する原材料・生産工程」(22.2%)といった環境面に関する項目が続いた。

企業経営上もっとも大切にしていること「顧客・従業員満足度」がトップに

 ビジネスの目的や企業理念など、企業経営上大切にしていることを1位から3位までたずねたところ、総合順位1位では「顧客・従業員満足度」が総合ポイント3.32点となり、企業経営を行ううえでもっとも大切にしている結果となった。「顧客・従業員満足度」は1位にあげた企業が45.6%、2位にあげた企業も32.1%でともに各順位でもっとも高い割合となり、3位も含めると企業の85.4%が企業経営上大切であるとしていた。また、「自社事業拡大」は総合ポイントが2.22点で2番目に高く、企業の約3割が1位と選択していた。「社会貢献」は総合ポイントが1.49点となっており、企業の27.6%が3位としてあげていた。

調査概要
  • 調査期間:2020年6月17日~30日
  • 調査対象:全国2万3,681社で
  • 有効回答企業数:1万1,275社(回答率47.6%)

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