伊藤忠商事は、タイや欧州を中心に企業向けコミュニケーションツールを提供するEko Corporation Co. Ltd.(以下「Eko社」)と同社ツール「eko」の日本国内における独占販売代理店契約を締結し、販売を開始。
Eko社は、タイの大手財閥であるCPグループの創業家の一員であるKorawad Chearavanont氏によって2012年に設立されたスタートアップ企業。同社の提供する「eko」は、チャット・通話やファイルの管理、社内申請や営業レポートの作成までさまざまな機能をスマートフォンひとつで利用することが可能な従業員向けのオールインワンビジネスコミュケーションツールだ。創業以降、東南アジアや米国、欧州を中心に大手小売事業者や金融機関、通信事業者など幅広い顧客を獲得し事業を拡大している。
伊藤忠商事は2017年に同社と資本業務提携を発表し、Eko社の東南アジアなどにおける事業開発を支援してきたが、今回の日本市場進出に伴い「eko」の独占販売代理店契約を締結し、国内販売を開始した。
また、現在の日本国内における新型コロナウイルスの影響拡大により、緊急で在宅勤務などのテレワークを行う企業を支援するため、本ツールを3ヵ月間無償で提供する。