アドバンスト・メディアは、提供するAI音声認識エンジンAmiVoiceが、ダイハツ工業の「音声による点検結果入力システム」に採用されたことを発表。
限られた人員によるスピーディかつ効率的な点検・整備の実施と、サービス品質の向上を目的に、AI音声認識エンジンAmiVoiceがダイハツの点検・整備結果の記録作業に採用された。システムのクラウド化により、複数人で同時に作業を行う法定12ヵ月点検にも活用可能に。音声入力により、手書きでの記録簿作成と比較し、1台あたり15%程度の作業時間短縮を実現した。
AI音声認識エンジンAmiVoiceを活用して開発された「音声による点検結果入力システム」は、整備士がウェアラブルマイク端末「AmiVoice Front WT01」を装着し、専用のタブレット端末を用いて点検・整備を行うもの。あらかじめ設定した順番で点検項目が読み上げられ、整備士はそれに従い点検を実施。「良好」「交換の必要あり」など、点検結果を発話すると内容が自動的に記録される。
ウェアラブルマイク端末「AmiVoice Front WT01」は雑音に強く、整備工場等の騒音環境下でも音声入力に適したクリアな集音が可能だという。
アドバンスト・メディアは、今後も幅広い業種・業態にて業務効率化に貢献する新しいソリューションや顧客サービスの提供に力を入れていく。