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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

AI時代のCS進化論

CSの“曖昧な評価”を脱却する──300項目のスキルマップで実現する「組織の再現性」

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「自己評価」と「他者評価」のギャップを埋めることが成長への近道

 このスキルマップは、四半期ごとに「1.セルフレビュー」「2. リーダーレビュー」「3. マネージャーレビュー」の3段階で振り返りを行います。3つめのマネージャーレビューにおいては、斜め上の上司に当たる別のCSマネージャーのレビューも行うことで、マネージャー間での評価基準の平準化を図るとともに、状況把握も同時に行っています。

 「自己評価」と「他者評価」のギャップがあるケースも少なくありません。たとえば、メンバー自身が「提案力は十分ある」と思っていても、リーダーからは「それは単なる機能説明に留まっている。顧客の課題ヒアリングや意思決定を促し、業務フローを実際に変えるまでには至っていないから、現在求められている基準値に達していない」と厳しく評価されることもあります。逆に、自己評価が低いメンバーに対し、リーダーが「求められている水準を満たしている」とフィードバックを行うこともあります。

 加えて、リーダーの基準では「達成」と判断した内容があってもマネージャー基準では「未達成」となり、リーダー自身の判断基準について、マネージャーからフィードバックすることもあります。

 こうした“ギャップ”の実感こそが、若手メンバーからリーダーまでの視座を一気に引き上げます。「ここまでやって初めて基準に達するのか」という気づきと、スキルマップによる明確な指標があることが、プロフェッショナルとしての高い基準値を形成します。

 基準に達していない項目については、次期のOKR(目標設定)に組み込んで改善するようコミュニケーションをとります。たとえば、「仮説構築・分析力に課題があるから、A社の例をもとに仮説を立てて、顕在課題だけではなく潜在課題をヒアリングしてみよう」 「提案力が足りないなら、トッププレイヤーの商談を3件完コピして、自分の言葉で型化してみよう」など、スキルマップとOKRを連動させることで属人的ではない育成の仕組みが整い、メンバー及びリーダーの成長を促進します。

スキルマップのアップデートがCSの未来をつくる

 スキルマップは一度作って終わりではありません。会社の成長や社会の変化に伴い、求められるスキルも変容します。

 たとえば、不動産業界の法改正が行われた際には、その法の内容と法改正による現場への影響を顧客以上に把握し、スキルマップを変更することが急務となります。

 また、生成AIの台頭による社会の変化も無視できません。これまで数十分かけていた議事録作成やデータ集計をAIで効率化し、生み出した時間を「顧客戦略の立案」に充てる。さらにはその戦略をリーダーにレビューしてもらう前に、メンバーが自らAIでブラッシュアップするなど、より自己完結能力を高めることが求められるようになります。

 そういった変化に対して柔軟に対応するため、当社では四半期ごとにスキルマップ自体を見直しています。 「今のイタンジにとって、このスキルも必要ではないか?」「この項目はもっと高いレベルを求めるべきではないか?」 とマネジメント陣を中心にこの問いを繰り返し、アップデートを続ける。これによって、スキルマップは常に「未来のCS組織を示す指標」であり続けることができるのです。

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この記事の著者

イタンジ株式会社 CS Ops 部長 岡田 昌樹(オカダ マサキ)

SIerにて新規事業開発に従事し、営業・開発・カスタマーサクセスまで幅広く経験。SaaSとDXの可能性に魅力を感じイタンジへ参画。同社の主力事業である賃貸募集支援事業において、CS組織立ち上げから体制構築を牽引し、エンタープライズ領域を主導。現在は約40名規模のメンバーを率い、セールス及びサポートチ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/article/detail/8298 2026/05/13 07:00

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