CockPitは、2025年5月1日付でEsforcoのコンサルティング営業サービスを事業買収したことを発表した。

買収(M&A)の背景
CockPitは人材紹介、BPO事業を主軸として事業を展開してきた。同社のBPO事業は、中堅から大手の法人を主な対象として事業を展開してきたが、企業成長に向けた事業多角化の一環として、より幅広い法人層への支援提供を模索していた。
そこでCockPitは、Esforcoが展開する中業企業向けのセールス支援事業を買収し、事業ポートフォリオの拡充を図るに至った。
また、同領域における稼働人員の確保は業界全体の課題とされているが、CockPitが強みとする完全リファラル型の集客スキームとのシナジーにより、このボトルネックの解決を目指す。
CockPit 代表取締役CEO 鯰江氏のコメント
現代社会ではインターネット、スマートフォン以来のAI革命が起きております。その中で営業領域においても変化が求められる市場に対して、稲井氏の中期的な戦略と、弊社が目指す世界観がマッチしたことがタッグを組むことの決め手となりました。
また、株式会社CockPitを創業して売上、利益共に順調である今、積極的投資を行う経営方針に基づいて意思決定を行いました。
AIで代用できないセールスを、稼働者の完全リファラル集客という強みを活かす中で実現して参ります。
Esforco 代表取締役 稲井氏のコメント
Esforcoはこれまで、営業の本質と向き合いながら、成果を支える仕組みと現場力を積み上げてまいりました。目先の成果ではなく、積み上げによって生まれる確かな信頼。それこそが、私たちの最も大切にしてきた価値です。
今回、CockPit社への事業譲渡を決めた背景には、鯰江代表の掲げるビジョンに対する強い共感がありました。
短期の成長ではなく、どのような価値を社会に残していくかという視点。その志と覚悟には、深く共鳴するものがありました。
また、完全"リファラル"にて顧客獲得、社員の採用を実現されている点は弊社と同じであり、シナジーも生まれるかと思います。この事業譲渡は、過去を終わらせる選択ではなく、可能性を次に引き継ぐ決断です。"営業"という営みを通じて、一人ひとりの“月曜日”が少しでも豊かになる未来を、共に実現していきます。