ハンモックは、クラウド型名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を活用する南海プライウッドの導入事例を公開した。

導入の背景
南海プライウッドは、1942年に香川県高松市で創業し、全国のハウスメーカーや工務店向けに建材事業を展開するメーカー。「快適収納生活」をブランドコンセプトに、クローゼットやキッチン収納、シューズクロークなど、さまざまなスペースに合わせた収納を提案している。
南海プライウッドでは、問屋や販売店を経由したルートセールスを主軸としつつ、工務店やビルダー、リフォーム店などに直接訪問して提案活動を行い、本社のある香川県を拠点に、月のうち2~3週間は全国へ出張している。以前は紙による名刺管理が煩雑で、情報検索や出張時の名刺持ち運びに課題を抱えていた。また、顧客情報の更新が困難で、取引先の最新人事情報の把握にも時間がかかっていた。
【課題】
- 名刺管理が担当者ごとにバラバラで情報共有に課題
- 顧客情報の検索に手間がかかる
- 紙の名刺による管理・保管スペースの負担
- 出張先に名刺のコピーを持ち運ぶ手間
- 取引先の最新人事情報の入手に時間がかかる
選択理由
南海プライウッドでは、DX推進の一環として名刺管理ツールを導入し、情報共有と業務効率の向上を図った。複数の名刺管理ツールを比較検討した結果、次の理由からホットプロファイルの選択に至った。
【理由】
- 名刺登録の手軽さ
- 取引先の人事情報を自動で更新
- ターゲット選定や戦略検討のツールとして活用できる拡張性
- サポート体制
導入効果
ホットプロファイル導入後、営業DXにおいて、次の効果を得ている。
【効果】
- 顧客データベースの自動生成により、スピーディな情報共有を実現
- 最新人事情報の自動更新がされ適切なアクションを実現
- 社内の人脈が可視化され、引き継ぎが簡略化
- スマホアプリで出先からも顧客情報を確認
南海プライウッド 営業推進グループ グループマネジャー 杉野智康氏のコメント
我々の主たる事業は戸建て住宅用収納部材の販売です。しかし、人口減少に伴い世帯数が減少し、新築戸数も減少しています。この状況下で、1軒あたりの採用数を増やすとともに、これまで開拓してこなかったリフォームやマンションなどの集合住宅にもビジネスチャンスを広げていきたいと考えています。そのためには、ホットプロファイルをはじめ、デジタル化によって可視化された情報を活用し、売って終わりではなく、プロセスを見直して組織全体でマーケティング戦略を確立する必要があります。今後もDX推進による業務効率化とデータ活用に注力し、営業メンバーが働きやすい環境を整えていきたいと考えています。