aileadは、商談解析クラウド「ailead」において、新機能「AIフィードバック」をリリースしたことを発表した。

リリースの背景
人手不足が社会問題となっている昨今、企業では管理職層や人事担当者の「メンバーの仕事に向けたモチベーション向上」や「メンバーの育成・能力開発」が、日々のマネジメント業務において課題となっている(※)。
aileadは、これまで商談データの可視化や分析を通じて営業の業務効率化を支援し、議事録作成や情報共有の手間を削減することで、営業チームの生産性向上に貢献してきた。
さらにこのたび、現場メンバーのスキル向上やモチベーション向上・維持、また部長やミドルマネージャーなど管理職の業務負荷の軽減を目的に、新たに「AIフィードバック」機能を実装した。
※リクルートマネジメントソリューションズ「マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査2024年」
特徴

「AIフィードバック」機能は、aileadで記録した商談、面接、面談、通話のデータをAIエージェントが解析し、発言内容や成果に基づいた適切なフィードバックを自動で提供する機能。
本機能により、対象者であるメンバーは自身の強みや改善点を具体的に把握できるため、自己成長を促進する。また、部長やマネージャーにとっては、フィードバック業務をAIが代行することで業務負担が軽減され、管理業務の効率化を図る。結果として、部長・マネージャーなどの管理職は売上や組織成長に直結する戦略的なコア業務により多くの時間を割くことが可能となり、組織全体のパフォーマンス向上につながる。
- 対象者(被評価者)
AI話者分離機能を搭載しているため、参加者ごとにもっとも適したフィードバックを提供する。たとえば商談の場合、導入検討企業の担当者とサービス提案担当者向けに異なる視点でのフィードバックを同時に提供することが可能になる。
- 評価基準
各企業や部門ごとの評価基準に基づいてフィードバックを行えるよう、カスタマイズが可能になる。これにより、企業の求めるスキルや成果指標に合わせた適切なフィードバックを提供する。
- フィードバック内容
AIは発言の「質」と「量」のバランスを評価し、適切に具体的な対応ができているかなどの観点から、5段階でフィードバックを提供する。また、「成果」「強み」「改善点」「アイデア」の4つの項目を自動で可視化し、文章中には手がかりとなる絵文字を含めることで、直感的に理解しやすい形式で提示する。