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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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BtoBセールスに知ってほしい! カスタマーサクセス最前線

お客様とカスタマーサクセスは真のチームに コミュニティ・チャンピオンと共に成長するNotion

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 SalesZineでカスタマーサクセス講座の講師を務める才流 高橋歩さんが、最前線を行くカスタマーサクセス組織をたずねる本連載。今回たずねたのは、世界中にたくさんのファンを持つコラボレーションツール「Notion」。日本では2021年10月に日本語対応β版の提供を開始し、2022年11月に正式版がリリースされた。ユーザーコミュニティに強みを持つ同社のカスタマーサクセスは、どのように顧客とのコラボレーションを展開してきているのか。日本で最初のカスタマーサクセスマネージャー(CSM)として入社した濵岡瑞希さんに、同社の強みであるコミュニティとカスタマーサクセスとして得られた考え方やスタンスについて聞いた。

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コミュニティ主導で成長してきたNotion

高橋(才流) 私自身もユーザーであるNotionが、日本で本格展開をされて約1年半が経ちました。2022年はどのような1年になったのか、最近のユーザーさんの特徴も交えて教えてください。

濵岡(Notion) 高橋さんのように以前から活用されている方も多いのですが、チーム利用のワークスペースの新規開設数は2022年の11月末時点で前年度の3倍に伸びました。

高橋さん/濵岡さん

濵岡 Notionは“誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てることができれば、世界はより多くを実現できる”というミッションのもと開発・提供しているワークフロー・コラボレーション促進ツールです。ユーザー企業はスタートアップからエンタープライズまで、幅広く、具体的にはトヨタ自動車様やサイバーエージェント様などにも活用いただいています。

Notion

濵岡 汎用性のあるワークスペースや、シンプルなデザインがお客様に愛される理由のひとつだと感じています。2022年度のグッドデザイン・ベスト100にも選出されました。

高橋 ユーザーコミュニティの強さもNotionの大きな特徴のひとつですよね。

濵岡 おっしゃるとおりです。2022年だけでユーザーが執筆したNotion関連書籍が6冊出版され、コミュニティは11も立ち上がりました。現在、日本のNotionのコミュニティには、プロダクトマネージャーや学生、士業や主婦の方など幅広いカテゴリや地域のユーザーが所属しています。

ユーザーコミュニティイベントの様子

高橋 あらためて急拡大の中でカスタマーサクセス組織はどのようなミッションを担っていらっしゃるのでしょう。

濵岡 プロダクトの価値をお客様に最大限発揮してもらう、そのためにフェーズに合わせた適切なサポートを適切なタイミングで能動的に行うことに尽きるかなと思っています。

Notion Labs Japan 合同会社 カスタマーサクセスマネージャー 濵岡瑞希さん

濵岡 一方でお客様の規模も業界もさまざまで、ベストプラクティスもケースバイケースとなります。そのため、自社プロダクトのエキスパートではありながらも、お客様の声をきちんと得て自社にフィードバックすることも大切にしています。

高橋 コンテンツ作成からコミュニティ運営までどのような体制で行っているのでしょう。

濵岡 日本のカスタマーサクセスチームとしては個人ユーザーのコミュニティに向けたコンテンツづくりにも関わりますし、ハイタッチのコンサルテーションも行っています。体制としては私がひとりめのカスタマーサクセスマネージャー(CSM)として入社し、リーダーと連携しながらチームの拡大を進めているところです。

 コンテンツ作成は、日本のユーザーにより良い支援を提供するためにグローバルチームと連携しながら行っています。いわゆる専任のカスタマーサクセスマネージャー(CSM)が伴走してコンサルテーションを行うのは、エンタープライズプランを100名以上で契約いただいているお客様に対してですね。

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チャンピオンとの共創──答えはお客様の中にある

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この記事の著者

SalesZine編集部 宮田華江(セールスジンヘンシュウブ ミヤタハナエ)

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