テレワークではテキストコミュニケーションが主流
2度めの緊急事態宣言が発出されましたが、昨年の発出時より「テレワーク」という働き方に慣れてきた方も多いのではないでしょうか。
テレワーク下においては、テキストコミュニケーションが主流です。カオナビ社が実施した調査では、テレワーク下でマネジメントを行ううえでの工夫を尋ねると、「テキストコミュニケーションの活性化」の割合が多くなっていることが分かります。
今回は具体例を交えながら、テレワーク下でコミュニケーションを行ううえで留意するべき点、そして、今すぐにでも実践できるノウハウをお伝えします。
「テキストメッセージでは思いが伝わりにくい」。こうした考えをお持ちの方は少なくありません。しかし、言葉に体温は乗せられるか? という質問を投げかけられたとしたら、私は「乗せられる」と答えます。
とはいえ、思考や思いなどの「考え」は、言葉にせずに自分の中に留めたままでは、ほかの人にとっては存在しないも同然。思ったことは言葉にするべき、というのが私の考えです。同時に、使う言葉によって、印象が180度変わってくるからこそ、発信するうえでは、言葉選びは慎重に行わなければならないと常日頃感じています。私自身、自分が「言葉を発する」うえで気をつけているのは、次の4点です。
- 選定するワード
- 話し方(抑揚、緩急など)
- 発言のタイミング
- 伝える「思い」の強さ