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若手営業職の書類選考で評価が難しい項目、第1位「営業スキルの可視化・言語化」/IDEATECH調査

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 IDEATECHが提供する「リサピー」は、セレブリックスと共同で、過去1年間で若手営業職(20歳〜35歳)の中途採用実績がある企業の採用担当者502名を対象に、「若手営業職の職務経歴書における採用実態調査」を実施し、そのレポートを公開した。

採用担当者の約9割が、若手営業職の書類選考において「職務経歴書を重視している」と回答

「Q1.面接前の20歳〜35歳の営業職の書類選考に関わる中で、職務経歴書をどの程度重視していますか(n=502)」と質問したところ、「非常に重視している」が36.3%、「やや重視している」が50.3%という回答となった。

職務経歴書で重視している点、「担当業務・業務内容の具体性」が64.4%で最多

 Q1で「非常に重視している」「やや重視している」と回答した人に、「Q2.職務経歴書のどのような点を重視していますか(複数回答、n=435)」と質問したところ、「担当業務・業務内容の具体性」が64.4%、「職務要約の端的さ・説得力」が48%、「目標達成のプロセス」が44.8%という回答となった。

若手営業職の書類選考で評価が難しい項目、第1位「営業スキルの可視化・言語化」

 Q1で「書類選考には関わらない」以外を回答した人に、「Q3.面接前の20歳〜35歳の営業職の書類選考に関わる中で、他職種(エンジニア、マーケターなど)と比較して、とくに評価が難しいと感じる項目を教えてください(複数回答、n=489)」と質問したところ、「営業スキルの可視化・言語化(提案力や交渉力などの強みの伝え方)」が55.6%、「営業経験の具体的な説明(携わった業務内容や担当領域の表現)」が45.8%、「成果のプロセスや再現性のわかりやすさ」が38.4%という回答となった。

「商材や営業手法が異なる中でどこまで経験やスキルを発揮できるか」や「書類上では見えない人柄やスタンス」などのポイントも

 Q3で「難しいと感じることはない」「わからない/答えられない」以外を回答された人に、「Q4.Q3で回答した以外に、営業職の職務経歴書において評価が難しいと感じる点があれば、具体的に教えてください(自由回答、n=457)」と質問したところ、「商材や営業手法が異なる中でどこまで経験やスキルを発揮することができるか」や「書類上では見えない人柄やスタンスはあってみないとわからない」など258個の回答が集まった。

<自由回答・一部抜粋>

  • 本当に営業力があるのか。商材や環境での割合が大きく結果が出ているのではないか。自分の直感を信じるのか。何を基準で見ていくのか
  • インサイドセールス等の仕組みがどれだけ整備されている企業なのかがわからない
  • 売上規模に対する難易度がわからない
  • 商材や営業手法が異なる中でどこまで経験やスキルを発揮することができるか。マッチするのか
  • クリエイティブ系の職種と違って、ポートフォリオがないので、経歴に書いてある実績が本当なのか不明
  • 書類上では見えない人柄やスタンスはあってみないとわからない。守秘義務などの関係で明かせない内容や数値をどこまで信用するか
  • 成果が自発的な行動による成果なのか、向こうから飛び込んできたチャンスなのかわからない

83%が、面接の場において「採用手法に関わらず」職務経歴書を重視

「Q5.面接の場において、採用手法に関わらず職務経歴書を重視されていますか(※自己応募・エージェント・リファラル等を含む、n=502)」と質問したところ、「非常に重視している」が28.1%、「やや重視している」が54.9%という回答となった。

79.4%が、面接の場において「第三者による紹介を通じて応募してきた候補者」の職務経歴書を重視

 Q5で「面接には関わっていない」以外を回答した人に、「Q6.面接の場において、第三者による紹介(エージェント・リファラルなど)を通じて応募してきた候補者の職務経歴書をどの程度重視しますか(n=492)」と質問したところ、「非常に重視している」が24.8%、「やや重視している」が54.6%という回答となった。

84.7%が、書類選考と実際の面接で「ギャップを感じたことがある」と回答

 Q1で「書類選考には関わらない」以外を回答かつ、Q5で「面接には関わっていない」以外を回答した人に、「Q7.書類のみの選考時と実際の面接での印象に、ギャップを感じたことはありますか(n=485)」と質問したところ、「かなりある」が27.2%、「ややある」が57.5%という回答となった。

具体的に感じたギャップ、「コミュニケーション力」や「実績の根拠が不明確、または内容のズレ」が上位

 Q7で「かなりある」「ややある」と回答した人に、「Q8.具体的に感じたギャップを教えてください(上位3つまで、n=411)」と質問したところ、「コミュニケーション力」が54.7%、「実績の根拠が不明確、または内容のズレ」が50.1%、「論理的思考力」が36.7%という回答となった。

職務経歴書に記載してほしい項目、「成果を上げた要因がわかるエピソード」「業務内容」など

 Q1で「書類選考には関わらない」以外を回答した人に、「Q9.20歳〜35歳の営業職の職務経歴書を見る際に、特に『記載されていてほしい』と期待する項目上位3つを教えてください(複数回答、n=489)」と質問したところ、「成果を上げた要因がわかるエピソード」が48.9%、「業務内容」が46.2%、「業務において工夫した点」が36%という回答となった。

職務経歴書の品質向上のために必要な支援、「転職エージェントなどプロによる添削サポート」が41.4%で最多

「Q10.20歳〜35歳の営業職の採用において、職務経歴書の品質向上のために、どのような支援や改善が必要だと思いますか(複数回答、n=502)」と質問したところ、「転職エージェントなどプロによる添削サポート」が41.4%、「職務経歴書の作成講座」が38.8%、「転職サイトやサービスのアドバイス記事」が37.6%という回答となった。

【調査概要】

調査名称:若手営業職の職務経歴書における採用実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2025年6月4日~11日

有効回答:過去1年間で若手営業職(20歳〜35歳)の中途採用実績がある企業の採用担当者502名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある

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