ナレッジワークは、三菱HCキャピタルが、セールスイネーブルメントAI「ナレッジワーク」を導入したことを発表した。

導入の背景
三菱HCキャピタルでは、環境変化に適応して持続的な成長を続けるため、営業プロセスの変革を課題としていた。その一環として「営業分業モデル」「科学的営業」「デジタル強化」を推進し、営業活動の効率化と高度化を図る必要があった。とくに、セールスイネーブルメントを強化し、営業スキルやナレッジの標準化を進めることが重要であったが、ナレッジが分散・属人化し、検索性の低さが営業の非効率を招いていた。
このよう背景から、三菱HCキャピタルは、ナレッジを一元管理して提案の質と業務効率の向上させるため、「ナレッジワーク」の導入に至った。
導入後の運用と効果
ナレッジワーク導入後、三菱HCキャピタルでは営業の生産性が向上した。検索性の向上により、ひとりあたり月8時間の業務時間を削減し、提案準備の効率が改善。92%の利用者が「情報収集が容易になった」と回答し、97%が「提案の幅や質が向上した」と評価した。これにより、営業活動の属人化が解消され、より高度なソリューション提案が可能になった。
三菱HCキャピタル 常務執行役員営業統括本部長 北原克哉氏のコメント
三菱HCキャピタルでは、10年後のありたい姿として「未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター」を掲げています。それに向けて営業組織では「環境価値・社会価値を発揮する顧客に不可欠な存在」を目指し、営業プロセス変革に取り組んでいます。
その中で、営業の再現性・実効性を高めるためにセールスイネーブルメントに取り組んでいますが、特にナレッジの社内共有と検索に課題を抱えていました。直感的な操作・検索が可能なナレッジワークをトライアル導入し、ナレッジの共有が促進され、商談準備にかかる時間の削減や提案の幅拡大に繋がりましたので、本格導入することに致しました。
今後はSalesforce連携やラーニング機能の活用を進めることで、営業組織の持続的な成長を実現し、お客様の課題解決に向けた価値提供に取り組んでまいります。