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出張手配・管理サービス「AI Travel」ユーザー数は10,000名超え 総額2億の資金調達を実施

2019/08/05 11:50

 クラウド出張手配・管理サービス「AI Travel」を運営する株式会社AIトラベルは、AGキャピタル、キャナルベンチャーズ、JR東日本スタートアップ、ジェネシア・ベンチャーズ、横浜キャピタル、そのほか事業会社から第三者割当増資、日本政策金融公庫等金融機関から普通融資、そのほかメガバンクから当座貸越を受け、総額2億円の資金調達を実施したことを発表。創業時からの累計調達額は3.3億円に。

 
写真左から 取締役:本間卓哉氏、代表取締役:村田佑介氏、取締役:山口耕司氏、取締役:佐藤 尚平氏

 AIトラベルが提供するクラウド出張手配・管理サービス「AI Travel」は、出張の要件を入力するだけでひとりから複数人の交通手段・宿泊先をまとめて手配でき、国内出張や海外出張にも対応、操作は乗換案内アプリのように行えるサービス。経理・総務部署向けの管理画面は、出張申請から出張状況、出張後の経費精算についてデータが見える化されるため、出張コストの管理・最適化を行うことができるという。

 AIトラベルのサービスは「AI Travel」を主軸にこれまでに約200社に導入され利用ユーザーは10,000名を超えた(2019年7月時点)。いままで事後精算だった出張業務から、AI Travelの出張申請機能を用いたことにより、約3割の出張経費削減を実現したケースも出ている。導入にいたる企業は出張旅費に月間50万円以上を要している傾向が見られ、立て替えにおける経費精算業務の削減や、出張手配の手間を感じていた企業が利用しているという。

 今回の資金調達によってAIトラベルは、以下3点の取り組みを視野に入れる。

  • JR東日本グループの提供する「JR東日本ダイナミックレールパック」や「駅レンタカー」の取り扱いを皮切りに、チケットが手動手配となる領域の自動化やチケットレス化に向けた開発連携を強化
  • 「出張の最適化ソリューション」としての機能性(出張・移動データを駆使した出張旅費の妥当性を判断するなど)をアップデートし、さまざまな基幹システムや会計・経費精算システムなどへの連携による利便性を強化
  • 出張業務に課題を抱えている企業に向けて導入企業を増やすためのマーケティング活動やサポート体制の強化を図り、「Business Travel Management(=BTM)」分野における国内シェアNo.1を目指す

引受先からのメッセージ

AGキャピタル

 「弊社はサービスローンチ以来、利用者の立場から『AI Travel』を高く評価しております。『AI Travel』は出張に関するペインを取り除きながら、ユーザーの出張への「こだわり」をサポートしてくれます。WEB会議やテレワークの浸透にも関わらず、いやそれに比例して出張の重要性は増しています。ITやAIによる働き方改革の行きつく先には人と人がふれ合う本質的な喜びが有り、そのためにアクティブに移動することがビジネスの王道だと確信しています。 旅するビジネスパーソンを成功するビジネスパーソンへ、弊社はAIトラベルの目指す世界観に共感し、その実現にコミットして参ります」

キャナルベンチャーズ

 「人財デジタル前提社会、デジタル上のデータやサービスがシームレスに繋がった世界では、業務効率化だけではなく新しい価値が創造されます。『AI Travel』で出張者に対して最適化された移動や情報を提供していくことは、出張目的への集中、成果の最大化に繋がります。 キャナルベンチャーズでは、企業のデジタルトランスフォーメーションを進めるAIトラベル社と共に、"ストレスフリーな移動を通じて、最高のビジネス成果を創造"していきます」

JR東日本スタートアップ

 「JR東日本グループでは、お客さまの多様なニーズに応え、駅や駅周辺の魅力価値向上に取り組んでいます。 こうした中、AIトラベルのサービス『AI Travel』は、乗換案内アプリのように出張の要件を入力するだけで、最適なホテルや新幹線、レンタカー等を最低限の手間で予約することができるほか、多くの情報を一元管理することが可能で、WEBブラウザ1つのアプリ上画面で出張に関わるすべての業務をシームレスに完結することができます。

 JR東日本グループでは、新幹線やホテル、レンタカー、旅行商品など出張に関するサービスを幅広く展開している一方で、各サービスが独立しており、利用者が出張等を検討する際にまとめて手配できないことが課題となっておりました。 このような状況を踏まえ、1つのウェブ画面アプリ上で検索から予約、管理、分析までを一気通貫で実現し、旅行出張者、手配者、管理者の利便性を向上できるサービスに親和性を感じるとともに、実際にJR東日本グループの旅行商品やレンタカーサービスと連携し、お客さまからご好評をいただいたことで、さらなる協業に向けて資本業務提携に至りました。

 JR東日本グループとしては今後は、出張を含むビジネス旅行の需要を創出していく方針で、この提携を通じて、AI Travelとグループ内WEBサービスの連携などや、駅ナカ施設を利用したお土産商品の受け取りなど、シームレスな移動社会の実現に向けた協業を推進し、出張を含むビジネス旅行の需要を創出してまいります」

ジェネシア・ベンチャーズ

 「法人旅行(出張)市場は日本国内だけでも5兆円を超える巨大市場ですが、移動手段や宿泊施設など複数チャネルに跨る予約手配の手続きは非常にアナログであり、また社内での出張申請から出張後の経費精算に至るまでの一連のオペレーションも極めて非効率なものとなっているのが現状です。AIトラベルは、このような出張に関わる一連の非効率なオペレーションを一元管理し、オートメーション化するだけでなく、出発地から目的地までの移動体験を価格や経路といった観点で最適化するBTM(Business Travel Management)を提供しています。

 シードラウンドから投資参画し、フォローオン投資もさせていただく中で、AIトラベルの経営チームにここまで併走してきましたが、難しいプロダクト開発を高いクオリティで実現するエンジニアチーム、大きな事業成長を支えるセールスチームやマーケティングチームがようやく揃い、また素晴らしい新たな株主をお迎えすることができ、ステージが大きく上がったことを実感しています。BTM領域におけるリーディングカンパニーとしての確固たるポジショニングの実現に向けて、引き続き経営チームをしっかり支えていきたいと思います」

横浜キャピタル

 「AI Travelのサービスが他社の類似サービスと比べて優れているところは、一つのサイトで予約から精算まで完結するほか、画面がシンプルで操作性が非常に良く、誰にでも使いやすいデザインになっているところです。また、AIトラベルが出張者の旅費を一時的に立て替え、導入企業に一括請求する仕組みであることから、導入企業および出張者の経費精算業務の効率化ならびに導入企業のコストダウンに大きく貢献するビジネスモデルであり、市場ニーズが高いと判断し投資に至りました。今後は、横浜銀行グループが地盤とする神奈川県内企業への『AI Travel』のご紹介等の面でも、お役に立てるよう努めてまいります」

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