企業分析SaaS「バフェット・コード」を運営するバフェットコードは、複数人の個人投資家を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。調達した資金は、エンタープライズ向けサービスの拡販に向けた営業体制の強化や、機能開発に投下する予定。
同時に、収録企業各社の要職者を調べることができる「キーマン情報」機能のリリースを発表した。
営業活動や経営管理、M&A・出資・融資、新規事業創出、与信管理、カスタマーサクセス、就職・転職活動など、はば広い場面で企業情報が利用されている。一方、企業情報のデータベースは未だ整備が完了しておらず、利用者の目的ごとに情報を限定して整備されたデータベースを使い分けたり、複数のベンダーから情報を取得して利用者側で前処理・統合する必要が生じている。
そのような中、バフェット・コードは、上場企業データべースのエンリッチ化に限らず、スタートアップや未上場企業の領域でもさまざまな用途を想定した構造化データを構築。それらをウェブアプリケーションやウェブAPI経由で提供し、とくにエンタープライズにおける課題解決に貢献している。エンタープライズ向けのソリューション提供の拡大にともない、営業体制を構築するため、今回の資金調達に至った。
追加リリース機能「キーマン情報」
特定の企業に対して事業提携やM&A、営業を行う際に、提案すべきライトパーソンを事前に発見できる機能。これにより効果的な営業や提案活動が可能になる。