企業の営業活動を支援するセレブリックスは、「セレブリックス営業総合研究所」の設立を発表した。法人営業・新規営業を中心とした営業に関するさまざまな調査・研究活動を通して、営業活動の発展と「買って良かった」という購買体験を増やすことを目指す。
活動指針
営総研の改善重要項目
- 日本の営業における生産性と市場価値の向上
- 営業における不透明感・属人性の排除
- 営業という職業や活動における信憑性と鮮度の高いデータの担保
主な定期活動として、調査レポートおよびデータ解析レポートの発行を予定している。
「職業別営業スキルの調査レポート Vol.1」を公開
研究所の設立にともない、「職業別営業スキルの調査レポート Vol.1」を公開した。
2023年、さまざまな業界と役割を持つ営業職7,000名を対象に「あなたの営業活動で求められるスキルは何か」という調査を実施。そのデータをもとにセレブリックス営業総合研究所が有する知見や営業経験の情報を紹介し、職種別営業の研究レポートとしてまとめた。
今回の調査・研究では、営業スキルの抽象度(クラス化)を思考スキル・対人スキル・テクニカルスキルと粒度の異なる営業スキルセグメントに細分化。業界や取扱商品傾向、プロセスの担当領域による「違い」や求められるスキルを比べられるようにすることで、営業力・営業スキルの構造化を図る。
セレブリックス営業総合研究所 所長 今井晶也氏のコメント
日本では営業を「辛い」「きつい」「泥臭い」などマイナスイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
弊社の調査では、営業パーソンに「他人に営業という仕事をオススメするか?」というアンケートをとったところ、約52%の人が「オススメしない」と答えたのに対して、いわゆるトップセールスと呼ばれるような成績優秀な営業パーソンは逆に約93%が「オススメする」と回答したことがわかりました。就労人口のうち約13%が営業として働く一方で、営業は幸福格差が非常に大きい職業なのです。
この格差を生んでいる最大の要素が、成果を上げられているかどうかとなります。
逆に言えば、営業成果や生産性を高めることに繋がる、営業の解明と情報提供をすることが出来れば、営業という職業や働く方々に希望の光を照らすことが出来るのではないかと考えました。
生産性が低いと言われ続ける日本の営業職、本来はお客様1社1社、1人ひとりの問題を解決し、お客様の理想を実現するようなクリエイティブでインテリジェンスな仕事だと考えています。
セレブリックス営業総合研究所では、そのような営業職の素晴らしさや味わい深さを正しく認識していただくために、様々な調査や研究と向き合っていく所存です。