ジョイゾーは、Sansanが提供する営業DXサービス「Sansan」の「Sansan Data Hub」機能と、サイボウズが提供する「kintone」を連携するプラグイン「Sansan Data Hub連携プラグイン」をリリースした。顧客データの統合/整理を行うSansan Data Hubとkintoneを連携させることにより、顧客情報をリッチ化と一元管理を実現。マーケティングや営業の効率化に貢献する。
リリースの背景
Sansanは2019年にSansan Data Hub機能の提供を開始。「Sansan」に登録された名刺情報を元に名寄せやデータクレンジングを行い、データに付加価値を与えるサービスとして、企業の顧客情報管理における課題解決を目指している。利用が進む中で、顧客データをさらに事業へ活用するため、CRMやMAツールとの連携に対する需要が増加していた。
一方、kintoneは3万1,000社以上が利用するクラウドサービスであり、会社情報の管理などさまざまな用途で活用されている。この特性からジョイソーは、Sansan Data Hub機能とkintoneの連携によって市場の需要に応えられると考え、連携プラグインを開発した。
基本機能
Sansan Data Hubによってデータクレンジング・リッチ化が行われた顧客情報を、ノーコードでkintoneに連携できる。
既存会社情報への追加情報の付加
すでにkintone内にレコードとして登録されている会社情報に対して、帝国データバンクや国税庁のデータベースより提供された企業・人物の属性情報など、リッチ化された情報が付加される。これらの追加情報の付加はSansan Data Hubによって自動で実行され、顧客情報の活用をあと押しする。
名刺情報の連携
「Sansan」に取り込まれた名刺情報をkintone内に蓄積することが可能。「Sansan」内の最新の名刺情報を自動的に連携することで、kintoneにおける顧客情報のデータ入力・更新の作業負荷を軽減する。
利用シーン
Sansan Data Hub機能により、名刺情報だけでは得られない会社規模や財務情報、契約サービスといった情報を付加することで、より精度の高いマーケティング施策や営業アプローチの展開を支援する。