才流は、代理店のセールス部門を対象に「代理店(パートナー)ビジネスの実態調査」を実施。その結果を発表した。
調査結果
同一カテゴリ内で競合する製品・サービスは平均して何種類あるかたずねた。その結果、44.0%が「2~5個」、25.5%が「6個以上」、13.0%が「1個」と回答。計82.5%の代理店が、同一カテゴリ内で競合する複数の製品・サービスを取り扱っていることが明らかになった。
メーカーの製品・サービスを提案するときの営業現場の実態をたずねた。その結果、53.0%が「会社/部署の方針で決まっている」と回答。次いで30.0%が「顧客に応じて満遍なく提案している」と回答した。
特定のメーカーの製品・サービスに注力する理由をたずねた。その結果、「メーカーとコミュニケーションしやすい・連携が取れている」(37.0%)がもっとも多く、「自社製品・サービスとセット売りできるなど相乗効果がある」(26.5%)、「機能や価格が優れている」(26.0%)と続いた。
実際にメーカーが実施しているパートナー支援のなかで満足しているもの、現在メーカーが実施していないパートナー支援のなかであると嬉しいものをたずねた。代理店が実際にメーカーから受けている支援で満足度が高いのは「相談したいときにメーカーとすぐに連絡が取れる」(31.5%)がもっとも多く、「営業資料などのセールスツールが充実している」「導入後のアフターサポートが充実している」(同率24.5%)が続いた。一方、あると嬉しい支援は「モチベーションを高める表彰制度」(23.5%)がもっとも多くなった。
メーカーにとくに用意してもらいたいセールスツールをたずねたところ、「実績事例」(42.0%)がもっとも多く、「比較表」(40.0%)、「デモ環境」(37.5%)と続いた。
調査概要
-
調査対象:以下の条件をすべて満たす22~65歳の会社員男女
- システムインテグレーター、商社・卸売、OA機器サービスのいずれかに所属
- 他社の製品・サービスを自ら販売した経験がある
- 製造業、情報通信業、商社・卸売・小売業、その他
- 調査期間:2023年2月16日
- 有効回答数:200
- 調査手法:インターネット調査
- 調査機関:才流