セールスフォース・ドットコムは、東京海上日動火災保険(以下、東京海上日動)が金融機関向けソリューションであるSalesforce Financial Services Cloudを国内保険会社として初めて採用したことを発表。
東京海上日動は中期経営計画「To Be a Good Company 2020 ~お客様の期待を超える『クオリティNo.1への挑戦』~」において、新たなテクノロジーの活用により、商品・サービスの高度化を図り、顧客の期待値を超える商品・サービスの提案に取り組んでいくことを掲げており、本施策はその一環で実施される。
東京海上日動は、Financial Services Cloudを新たな代理店向けプラットフォームとして利用していく。これにより、保険契約や事故の履歴といった情報だけでなく、さまざまな顧客情報の集約を図るとともに、保険募集人向けのタスク管理機能、代理店の規模にあわせて経営を支援するメニューなど、多様な機能を優れた操作性で提供していくことが可能に。本システムは、2020年より順次機能を拡大し、同社保険代理店向けに導入される予定。
東京海上日動は、既にSalesforce Marketing CloudとSalesforce Lightning Platformを導入済。今回新たにSalesforce Community Cloud、Pardot、Einstein Analyticsも採用。あわせて活用することで、法人および個人向け営業、保険代理店、コールセンター、マーケティングに至るまで、顧客接点で得る情報をSalesforceのCRMに集約していく予定。