ビースタイル ホールディングスが運営する調査機関「しゅふJOB総研」は、「働く女性の2022」をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
調査概要
- 調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
- 有効回答者数:645名 ※女性のみ
- 調査実施日:2022年11月18日(金)~2022年12月2日(金)まで
- 調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト「しゅふJOB総研」登録者
調査結果
2022年を振り返って、2021年より「女性が働きやすくなった」実感があるかたずねたところ、「ある」と回答した人が29.0%、「ない」と回答した人が71.0%という結果となった。また、直近3ヵ年における同質問の回答結果を比較したところ、「ある」と回答した人の割合は、2021年(22.1%)がもっとも低く、2022年(29.0%)がもっとも高い結果となった。
前の質問で「ある」と答えた人に、そう思う理由をたずねた。その結果、1位の回答は「働く女性の数が増えてきた」(57.8%)となった。次いで「産育休や在宅勤務などの制度が充実してきた」(51.9%)、「職場や社会の理解が進んできた」(44.4%)が続いた。
2022年は「女性が働く」ことについて、どのような年だったと思うかたずねた。その結果、1位の回答は「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになった年」(55.2%)となった。次いで「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」(19.8%)、「企業が女性が働くことの価値をより認めるようになった年」(14.3%)が続いた。
2023年は「女性が働く」ことについて、どのような年になると思うかたずねた。その結果、1位の回答は「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになる年」となった。次いで「企業が女性が働くことの価値をさらに認める年」(29.0%)、出産後も働き続けられるような環境がより整う年」(20.0%)が続いた。
2023年は、2022年より「女性が働きやすくなる」と思うかという質問に対して、「思う」と回答した人は37.4%、「思わない」と回答した人は62.6%という結果となった。
前の質問で「思う」と答えた人に、そう思う理由をたずねた。その結果、1位の回答は「働く女性の数がさらに増える」(59.8%)となった。次いで「産育休や在宅勤務などの制度がさらに充実する」(49.4%)、「職場や社会の理解がさらに進む」(47.3%)が続いた。