Box Japanは、環境省ネットワークの更改において、コンテンツクラウド「Box」が採用されたことを発表した。行政運営のデジタル化と効率化を目指してBoxを活用することで、職員のワークスタイル改革による生産性向上とより良い行政サービスに寄与する。
環境省は、「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」に則り、職員や組織内の情報共有、基本的な業務のデジタル化と効率化のためのネットワークシステムを運用。業務とシステムの両面から、昨今求められる職員のワークスタイル変革、行政運営のスリム化、情報システムのセキュリティ強化に取り組んできた。その一環として、省内で維持すべき必須業務を非常時優先業務、それを実施するために必要となる基盤的な業務を管理事務と定義し、必要な執行体制の構築と執務環境の確保に努めている。
今回、環境省のネットワークシステム更改に伴い、クラウド・バイ・デフォルトに則ってBoxの導入が決定した。これにより、職員は組織内のコンテンツをストレージ容量無制限のBoxで一元管理し、自宅やオフィスからでも必要なコンテンツへアクセス(閲覧・編集・共有など)できるようになる。また、ウィルスやマルウェア対策に加え、対策が難しい内部不正やうっかりミスによる情報漏えいといった重大な情報セキュリティへの対策も強化。行政文書の電子的管理の基盤としても活用を行っている。
Boxの導入により、情報セキュリティや行政文書のデジタル管理が強化され、またワークスタイル改革の効果として、職員が本来の業務に集中することで生産性が向上し、環境行政の推進、より良い行政サービスの提供等につながることが期待されている。