SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

SalesZine ニュース

インサイドセールス・カスタマーサクセス職の求人、3年弱で約9.6倍に 年収設定は営業職よりも高い傾向

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 dodaが新しい時代に求められる営業職に関する調査を実施した。なお、同調査の「新しい時代に求められる営業職(以下、新時代の営業職)」は、これからの時代にいっそう需要が高まることが予想される「インサイドセールス」や「カスタマーサクセス」などを指している。

業種別求人数1位は「インターネット・広告・メディア」

 2021年1月から9月までに「doda」に掲載された「新時代の営業職」における業種別求人数の順位は、1位が「インターネット・広告・メディア」、次いで「IT・通信」、「人材サービス・アウトソーシング」の順に。これらの業界はテレワークの導入がコロナ禍以前から進んでおり、出社を前提としない「インサイドセールス」や「カスタマーサクセス」職との親和性の高さが求人数につながったことが想定される。

 また、前年増加率の順位は、1位が「教育」、次いで「メーカー(機械・電気)」、「医薬品・医療機器・ライフサイエンス・医療系サービス」という結果に。教育現場ではコロナ禍の影響で大勢での対面授業の実施が難しくなり、自宅で受講できるeラーニングなどのオンライン学習が拡大したことを背景に、SaaS系企業の成長が促進され、「インサイドセールス」や「カスタマーサクセス」職が重要視されるようになった背景が予想される。 「メーカー(機械・電気)」や「医薬品・医療機器・ライフサイエンス・医療系サービス」については、業界の商習慣として対面でのアポイントが基本であったが、コロナ禍を契機に営業活動のDX化が進み、契約後のアフターフォローが非対面で行われるなどの変化が生じたこと、オンライン診療の普及などの理由から求人数を伸ばしたことが想定される。

「新時代営業職」求人数は、3年弱で約9.6倍に

「doda」に掲載されている「新時代の営業職」の求人数を2019年1月と2021年9月で比較すると、約9.6倍に増加していることが明らかに。また、2021年7月の前回調査と比較すると約1.3倍増加していた。営業職全体の推移は依然としてほぼ横ばいであるため、「インサイドセールス」や「カスタマーサクセス」職などがとくに増えていることが見て取れる結果に。

年収設定は営業職全体よりも高い傾向に

 2021年9月度の「doda」に掲載されている「新時代の営業職」求人の給与の上・下限区分において、給与上限としてもっとも設定の多い年収は「650万円」、次いで「800万円」、「900万円」の順となった。一方で、営業職全体の求人の給与の上・下限区分においては、給与上限としてもっとも設定の多い年収は「650万円」、次いで「550万円」、「800万円」の順であった。

 これは、「新時代の営業職」が日本で導入され始めてからの日の浅さから、企業が新たに「インサイドセールス」や「カスタマーサクセス」職などを募集する際に経験者や部門の責任者を優先的に採用する傾向が見られることに起因していることが想定される。ゆえに、未経験者採用も積極的に受け入れている営業職全体よりも年収設定が高い傾向にあることが考えられる。一部企業では「インサイドセールス」や「カスタマーサクセス」部門の体制が整い、未経験者採用を開始している企業も見受けられるため、今後、「新時代の営業職」の年収設定は営業職全体に近づいていくことも予想される。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/news/detail/3038 2021/12/01 05:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年11月20日(水)15:00~17:10

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング