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キャディが総額80.3億円のシリーズB資金調達を実施 グローバル1兆円のプラットフォームへ

2021/08/25 06:00

 キャディは、シリーズBラウンドで総額80.3億円の資金調達を実施したことを発表した。既存投資家であるグロービス・キャピタル・パートナーズ、WiL、DCM Ventures、グローバル・ブレインに加えて、同ラウンドより海外投資家のDST Globalのパートナー陣やArena Holdings、Minerva Growth Partners、Tybourne Capital Managementなど新たに6社を引受先としている。今回の増資により、累計調達額は99.3億円となった。

 

 なお、同調達に合わせて三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行から25億円の追加融資枠も確保し、今冬には製造業系の企業を対象にしたエクステンションラウンドも予定している。

 同社は2017年11月の創業より「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションとして掲げ、製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」を提供するとともに、バリューチェーン全体に潜む構造的な課題に対しDXを推し進めてきた。

 CADDiは、産業機械メーカーやプラントメーカーから、板金や切削、製缶を主とする特注加工品一式の発注を受け、品質保証も含めた一貫生産を請け負っている。新型コロナウイルスの影響や半導体需要増加などによって部品供給が逼迫する業界もある中、複数業界を横断して需給をリバランスできるキャディの仕組みを活かし、高品質な部品を最短で供給し、製造業の調達課題の解消に寄与してきた。

 直近の受注高は昨対比約6倍に成長し、急激な案件増加に対応することを目的に東西の品質管理センターの増床(関東は2.8倍、関西は6.6倍)も7月までに完了している。

 今回調達した資金は、グローバルも含めた人材採用やCADDiの開発、そして新規事業に投資することが予定されている。これにより、受発注にとどまらず、設計から製造・物流・販売までのバリューチェーン全体のDXを加速し、製造業のデジタル化におけるデファクト・スタンダードを構築することで、2030年までに1兆円規模のグローバルプラットフォームになることを目指す。

資金調達概要

シリーズB調達額

  • 80.3億円

累計資金調達額

  • 99.3億円

新規投資家(順不同)

  • DST Global
  • Arena Holdings
  • Minerva Growth Partners
  • Tybourne Capital Management
  • ジャフコ グループ
  • SBIインベストメント

既存投資家(順不同)

  • グロービス・キャピタル・パートナーズ
  • WiL
  • DCM  Ventures
  • グローバル・ブレイン


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