シナジーマーケティングは、DX推進の鍵となる社内デジタルマーケティング人材を短期間で育成する「デジタルマーケティング担当者自走支援サービス DX BOOSTER (以下、DX BOOSTER)」を2021年7月14日より月額定額にて提供開始した。同サービスでは、実際の業務を通して社内担当者のデジタルマーケティングリテラシーを引き上げ、企業の効果的なDX推進・遂行に寄与する。
スイスの国際経営開発研究所が発表した「2020年世界デジタル競争力ランキング」によると、日本の順位は63ヵ国中27位。ランキングの内訳を見ると、日本は基礎教育やデジタル基盤が最上位である反面、「ビッグデータの活用と分析」は63位、「デジタルやテクノロジー領域での技術力」は62位、「企業の機敏性」は63位などと最下位の項目が複数存在し、デジタル化における知識や基盤は強い反面、それらを使いこなし活用していく人材・ノウハウ不足が示唆されている。また、情報処理推進機構「IT人材白書2020」の定量調査においても、「企業内でのIT人材の質に対する不足感」が増加していることが明らかになっている。
DX BOOSTERは、ビジネス視点でマーケティング施策に落とし込んでいくうえで求められる高いデジタルリテラシーの習得とプロジェクトマネジメントを実務レベルで遂行できる人材を育成するサービス。経験豊富な専任のコンサルタントが事業ニーズや課題を把握してロードマップを策定したのち、事業課題や担当者のレベルに応じたカスタムコンテンツを用意する。担当者自身がコンテンツを活用しながら実際の業務を遂行するスタイルにより短期間の人材育成を実行していく。サービスの強みに関して、同社は「担当者自らが考え、業務を遂行するため、サービス提供完了後も自走できる実践的なスキルセットを蓄積していただけます」と述べている。
開発責任者(シナジーマーケティング株式会社 企画制作部 部長 杉山健太氏)コメント
DX BOOSTERは、約3,000社の取引企業様に対する顧客データ分析や、デジタルマーケティング戦略の立案、UX/CX設計提案といった豊富な経験と実績をベースに、DX推進を加速させるために必要なノウハウを体系的に提供させていただくサービスです。当社が培った知識や技術を共有することで、DXの根幹となる企業収益向上を目指してエンジン臨界点までブースト(後押し)できればと思っています。