AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を提供するLegalForceは、契約書を扱ったことのある1,000名を対象に契約書管理の実態把握を目的とした「契約書管理の課題」調査を実施した。
契約書管理ルールがない/わからないは4割超え
社内の契約書管理ルールの有無を尋ねると、「契約書管理ルールがある」という回答は55%、「契約書管理ルールがない」は23%、「契約書管理ルールがあるか知らない」が22%という結果に。
放送/出版/マスコミは「契約書管理ルールがない/わからない」が7割
業種別で社内の契約管理ルールの有無を尋ねると、「放送/出版/マスコミ」では、「ルールがない」、または「ルールがあるかわからない」という回答者の割合は7割と過半数超え。一方、「金融/保険」では83%が「管理ルールがある」と回答した。
企業規模別に分類すると、「10名未満」の企業規模では「契約書の管理ルールがない」、または「契約書の管理ルールがあるかどうかわからない」は合わせて8割を超えていた。
47%が「契約書をすぐには取り出せない」、または「問い合わせが必要」と回答
契約書を「すぐに取り出せるか」を尋ねると、「すぐに取り出せる」が53%、「すぐには取り出せない」「問い合わせをする必要がある」は47%であった。また、企業規模別に分類すると「300~500名」の企業では、「すぐには取り出せない」または「問い合わせをする必要がある」の割合が合わせて65%と過半数を超えていた。
調査概要
- 調査企画:LegalForce
- 調査期間:2021年3月17日~19日
- 調査対象:業務で契約書を扱った経験がある1,000名