アステラス製薬は、医療関係者への医薬品に関する情報提供の顧客接点強化を目的に「アステラス オンラインMR」を任命し、オンラインによる情報提供・収集サービスを6月から開始した。
「アステラス オンラインMR」とは、医療関係者に対してオンライン面談ツールなどを用いて自社の製品情報を提供するオンライン専任MRのサービス。前立腺癌治療剤(イクスタンジ錠)、抗悪性腫瘍剤(ゾスパタ錠)、腎性貧血治療薬(エベレンゾ錠)、関節リウマチ治療剤であるJAK阻害剤(スマイラフ錠)・TNF-α阻害薬(シムジア皮下注)の5製品の情報提供・収集からサービスを開始している。
同社では、事業環境の変化への対応するほか、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない医療関係者への情報提供・収集活動のあり方を見直し、DXへの投資を進めている。また、経営計画2021の下、製品ポートフォリオのスペシャリティ化を推進し、専門性の高い情報提供・収集活動のオンライン展開と普及を目指す。