「ビズリーチ」は、同サービスの会員(平均年収740万円、平均年齢40歳 ※2021年1月末時点)を対象に、コロナ禍における転職活動に関するアンケートを実施した。
約8割がコロナ禍の状況下で「転職意欲が向上」
コロナ禍の状況下で、84.6%が「転職に対する意欲が向上した」と回答。また、そのうちの22.6%は、新型コロナウイルス感染症拡大以降に転職を検討するようになったことが明らかに。同社が2020年4月に実施したアンケート調査の結果では、コロナ禍を受けて「転職意欲が向上した」という回答は57%だったことから、長引くコロナ禍の影響で、ビジネスパーソンの転職意向の変化が推察された。
転職検討の背景に「企業・事業の将来性に不安」「経験・スキルが生かせていない」
転職意欲が向上したと回答した回答者を対象に転職検討理由を尋ねると、「企業・事業に将来性を感じられなくなったから」が28.2%、「経験・スキルが生かせていないから」が27.9%、「ほかの産業や業界を経験し、スキルの幅を広げておいたほうが良いと考えたから」が11.4%という結果に。
同時に、挑戦したい業界や領域に関して尋ねると「教育産業」が31.7%ともっとも多く、次いで「DX推進関連」が28.3%、「医療」が27.7%、「宇宙産業」が20.9%と続いた
コロナ禍の状況下で、約6割が「転居をともなう転職に前向き」
コロナ禍の状況下で、「転居がともなう転職」に関する考え方を尋ねると、59.6%が「(転居のともなう転職には)前向き」と回答。そのうち、「コロナ禍の状況下で、前向きに検討するようになった」という回答は27.1%を占めた。
ビズリーチ キャリア観・転職活動に関するアンケート
- 対象:ビズリーチ会員
- 調査期間:2021年3月29日~2021年4月4日
- 有効回答数:775